遊び
この物語はフィクションです、実在の人物や団体とは関係ありません
「」で囲まれた箇所は口に出した言葉、
『』で囲まれた箇所は心に思った言葉、になります
カインとアーレンは子ども達と遊ぶ。子ども達の間ではレイリアとリックごっこという遊びが流行っていた。
「これがリックさんを呼ばなかった理由なんですね…」
「そうみたいだな…」
カインとアーレンは呆然としている。子ども達はレイリアとリックの関係性を面白がっていた。しかし二人が好かれているという事は伝わる。リックに抱っこされていた女の子は参加していない。
かくれんぼ、鬼ごっこ、単純にかけっこ、等もして遊ぶ。遊ぼうとカインとアーレンを誘った男の子は足が速い。
「あの子って神速を持っているのかな、僕じゃ追いつけない」
魔法がなければカインは常人である。神速のスキルを持った人間には敵わない。
「アーレンさんスゲェ、こいつに追いつける人初めて見たよ」
子ども達はアーレンの速さに感心している。
「アーレン姉ちゃん速い!楽しい!今度は全力で競争しよう!」
「えっ?」
誘った男の子がアーレンを「姉ちゃん」と呼んだ。
「あっ、ごめんごめん…アーレン兄ちゃん」
男の子は言い直す。ただの言い間違えだったらしい、とカインとアーレンは安心した。




