再会
この物語はフィクションです、実在の人物や団体とは関係ありません
「」で囲まれた箇所は口に出した言葉、
『』で囲まれた箇所は心に思った言葉、になります
カインは立ち寄った町の道具屋でポーションを納品しながらアーレンとサンダランド国へ向かう。カインとアーレンは町中を歩いていた。
『あれ?向こうから歩いて来るのって…』「リックさん!」
懐かしい顔がカインの目に入る。リックは小さな女の子を抱っこしていた。
「アーレンさん、先輩冒険者のリックさんです」
「リックさん、ハロルさん、僕、の三人で冒険者をしていました」
「そうか」『カインが世話になった人なんだな』
カインが伝えてアーレンが答える。リックも道の向こうでカインに気付いた。
「久しぶりだな、カイン」
「久しぶりです、リックさん」
カインとリックは会って挨拶を交わす。
「リックさん、こっちは一緒に冒険者をしているアーレンさんです」
「初めまして、アーレンです」
「初めまして、リックです」
カインに紹介されてアーレンとリックは名乗り合った。
「リックさん、結婚されたんですか?」
抱っこされている女の子をチラリと見てからカインはリックに聞く。
「あぁ…この子は孤児院の子なんだ」
「リックは将来私と結婚するの、だから結婚してないのよ」
そう言って抱っこされている女の子がリックの頬にキスをした。リックは困ったような顔で笑う。女の子はませていた。




