表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
20/139

証明

この物語(ものがたり)はフィクションです、実在(じつざい)人物(じんぶつ)団体(だんたい)とは関係(かんけい)ありません

「」で(かこ)まれた箇所(かしょ)(くち)()した言葉(ことば)

『』で(かこ)まれた箇所(かしょ)(こころ)(おも)った言葉(ことば)、になります

 四人(よにん)部屋(へや)()る。ディアナは屋敷(やしき)(のこ)っていたガルドの部下達(ぶかたち)()ぶ。


(だれ)(けん)でアーレンさんの相手(あいて)をしてあげて()しいの、お(ねが)い」


ディアナが部下達(ぶかたち)(たの)む。


「お相手(あいて)ですか?」


「えぇ」


(なに)目的(もくてき)なのかディアナも部下達(ぶかたち)()からない。


「カイン、解除(かいじょ)してくれ」


「…はい」


カインがアーレンに発動(はつどう)させている魔法(まほう)解除(かいじょ)すると(よろい)()えて(おんな)姿(すがた)(あらわ)れた。その姿(すがた)()て、カインとアーレンを(のぞ)いた()にいる者達(ものたち)がざわつく。


(たと)訓練(くんれん)であっても女性(じょせい)(けん)()ける(こと)など出来(でき)ません!」


「その(とお)りだ、(おとこ)女性(じょせい)(きず)つけるような(こと)をしてはいけない!」


部下達(ぶかたち)反発(はんぱつ)した。カインはあたふたしている。


私自身(わたしじしん)がいいと()っているんです!」

「それとも…(おんな)(わたし)()けたら()ずかしいとでも(おも)っているんですか?」

「そんな(こと)だから魔物討伐(まものとうばつ)遠征(えんせい)にも参加(さんか)させてもらえないんです」

「こんな部下(ぶか)()って…(わたし)はガルドさんに同情(どうじょう)します」


アーレンは部下達(ぶかたち)挑発(ちょうはつ)した。()(こと)のないアーレンにカインは唖然(あぜん)とする。


(おれ)相手(あいて)するよ」


アベルが名乗(なの)()た。鍛錬用(たんれんよう)()(つぶ)した(けん)をアーレンに()()している。


(わたし)はこれを使(つか)わせてもらいます」


アーレンは()ちていた()(えだ)()()った。空気(くうき)()わる。


怪我(けが)しないように()()けてね」


アベルがアーレンに()げた。アベルの(こえ)(いか)りが(にじ)む。


 アーレンとアベルが対峙(たいじ)する。


(はじ)め!」


部下(ぶか)合図(あいず)同時(どうじ)にアベルの(けん)はアーレンに()()ろされた。しかしそこにアーレンの姿(すがた)がない。


「!」


()(えだ)がアベルの(くび)()れて(はな)れた。アーレンの気配(けはい)へアベルは(からだ)()ける。アーレンは()(えだ)でアベルの(ふく)()()いた。


「…(まい)りました」


アベルは()けを(みと)める。


「カイン、回復(かいふく)(たの)む」

(ふく)だけを()るつもりが(からだ)まで(きず)つけてしまった」


アーレンがカインに回復(かいふく)(たの)んだ。()ぐにカインが反応(はんのう)する。


「いや、こんな(きず)…」


アベルが()()わる(まえ)(きず)回復(かいふく)した。


 アーレンはディアナのほうを()く。


(おんな)にもスキルがあると()かってもらえましたか?」


「…えぇ」


結婚(けっこん)(とき)家柄(いえがら)()にする理由(りゆう)はスキルを確実(かくじつ)継承(けいしょう)させる(ため)です」


「…なるほど」


「これでカインの(はなし)(しん)じられるんじゃないでしょうか」


アーレンの(はなし)()いてディアナは(うなず)いた。


「リリアナさんは騎士(きし)(いえ)(かた)だと()きました」

「カインに騎士(きし)のスキルが(まった)くないのは(ぎゃく)不自然(ふしぜん)よね」

「スキルが封印(ふういん)された状態(じょうたい)(かんが)えるほうが自然(しぜん)だわ」


ディアナは納得(なっとく)している。


 アーレンは部下達(ぶかたち)のほうを()いた。


先程(さきほど)無礼(ぶれい)(こと)()ました、(もう)(わけ)ありません!」


アーレンは(ふか)(あたま)()げて部下達(ぶかたち)謝罪(しゃざい)する。


(あたま)()げて(くだ)さい、事情(じじょう)がある(こと)()かります」

「しかし(しん)じられません、アベル(さま)(わか)いですがかなりの実力(じつりょく)です…」


部下達(ぶかたち)(だれ)もアーレンに(たい)して(おこ)っていない。しかし(おどろ)いている。アーレンは(あたま)()げてゼイルに()いた(はなし)部下達(ぶかたち)にも(つた)えた。


「…そしてジョブで()えば(わたし)剣士(けんし)です」

(けん)(かぎ)れば騎士(きし)(まさ)るという(こと)でしかありません」


アーレンは説明(せつめい)(くわ)える。部下達(ぶかたち)納得(なっとく)した。


()刺激(しげき)になりました、我々(われわれ)鍛錬(たんれん)(はげ)みます」

(つぎ)遠征(えんせい)参加(さんか)して()せますよ」


「いえ、さっき()った(こと)は…」


部下達(ぶかたち)言葉(ことば)にアーレンは(あわ)てる。


()かっています、ご家族(かぞく)領地(りょうち)(まも)(ため)我々(われわれ)(のこ)ったんです」

「その()にさせようとしてアーレンさんは挑発(ちょうはつ)したんですよね」


部下達(ぶかたち)(わら)ってアーレンを揶揄(からか)った。


 アーレンを(あこが)れの眼差(まなざ)しで()つめる(もの)がいる。


『かっこいい…』「アーレンさん、かっこいい!」


アベルが(こえ)()げた。


(はや)いし、(うご)きに無駄(むだ)のない太刀筋(たちすじ)見事(みごと)だし、…」

「ちゃんと(あたま)()げられるのも(なん)かかっこいい!」


アベルは(はしゃ)いでいる。アーレンへの嫉妬(しっと)()えていた。


傷付(きずつ)けてすまなかったアベルくん」


アーレンはアベルにも(あたま)()げる。


「あんなの平気(へいき)()にしないで」


アベルもアーレンに(たい)して(おこ)っていない。


(きら)われたと(おも)っていたが…()()れてもらえたようで()かった』

『…カインの家族(かぞく)(きら)われたくないからな』


アベルの様子(ようす)にアーレンは安心(あんしん)している。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ