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侵入

この物語(ものがたり)はフィクションです、実在(じつざい)人物(じんぶつ)団体(だんたい)とは関係(かんけい)ありません

「」で(かこ)まれた箇所(かしょ)(くち)()した言葉(ことば)

『』で(かこ)まれた箇所(かしょ)(こころ)(おも)った言葉(ことば)、になります

 カインとアーレンはファイアンド(こく)城下町(じょうかまち)到着(とうちゃく)する。(なん)としても(おう)()わなければいけない。


(われ)(したが)(かぜ)(ひかり)精霊(せいれい)…」

()魔力(まりょく)(かて)として(われ)らへ不可知(ふかし)(あた)えよ、アンノア」


魔法(まほう)自分達(じぶんたち)姿(すがた)(おと)()し、カインとアーレンはファイアンド(じょう)()かった。


 城前(しろまえ)広場(ひろば)では相変(あいか)わらず永遠(えいえん)()(とも)っている。


城門(じょうもん)()じていますね…どうやって(はい)りましょうか」


無駄(むだ)(あら)っぽい(こと)をしたくない、城壁(じょうへき)()えていこう」


「えっ?城壁(じょうへき)って…かなり(たか)(かべ)ですよ?」


カインに()かれてアーレンはニコリと(わら)う。


(われ)(したが)(かぜ)精霊(せいれい)…」

()魔力(まりょく)(かて)として(われ)(かぜ)(つばさ)(あた)えよ、ウィンド・ウィング」


魔法(まほう)でアーレンは(かぜ)(つばさ)()た。


「あっ、なるほど…」

「でも(ぼく)(かぜ)(つばさ)使(つか)えません」

(つばさ)仕組(しく)みや()(かた)をちゃんと理解(りかい)できてないんです」


心配(しんぱい)するな」


アーレンはカインを()()げる。そして(かぜ)(つばさ)()ばたかせ城壁(じょうへき)()んで()えた。カインは(かお)(あか)くしている。アーレンは()にしていない。


 城壁(じょうへき)(なか)(はい)ると異様(いよう)空気(くうき)充満(じゅうまん)していた。


(へん)空気(くうき)(かん)じませんか?」

「ドーラゴニスさんと(はじ)めて対峙(たいじ)した(とき)のような…」


「あぁ、強烈(きょうれつ)威圧感(いあつかん)という(かん)じか」

人間(にんげん)(しろ)(かん)じていいような空気(くうき)ではないな」


異様(いよう)空気(くうき)(かん)じてカインとアーレンは()()()める。


 カインとアーレンは建物(たてもの)(なか)(すす)んだ。どこに(おう)がいるか()からない。建物(たてもの)(なか)(すす)途中(とちゅう)兵士(へいし)とすれ(ちが)う。


「こちらは姿(すがた)(おと)()していますけど…緊張(きんちょう)しますね」


私達(わたしたち)がしているのは不法侵入(ふほうしんにゅう)だからな」


カインとアーレンは(おう)慎重(しんちょう)(さが)(ある)いた。

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