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王からの呼び出し
この物語はフィクションです、実在の人物や団体とは関係ありません
「」で囲まれた箇所は口に出した言葉、
『』で囲まれた箇所は心に思った言葉、になります
ナイトラン家はウィンダンド王から呼び出しを受けた。ガルドの代わりとしてディアナが行かなければならない。
「カイン、アーレンさん、一緒に来るようにだって…」
「僕達…ですか?」
王からの呼び出しにカインとアーレンは戸惑う。
『行かないわけにいかないよな…』
カインはアーレンのほうを見る。アーレンは無言で頷いた。
「分かりました、一緒に行きます継母さん」
「私も行きます」
カインとアーレンは承諾する。留守を部下と使用人に任せて三人は城下町へ向かった。