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魔力の回復
この物語はフィクションです、実在の人物や団体とは関係ありません
「」で囲まれた箇所は口に出した言葉、
『』で囲まれた箇所は心に思った言葉、になります
カインは武器屋を後にする。
『お金はあったけど…ここから移動するのに路銀を稼ぎたいよな』
カインは自身の腕にある腕輪を見つめた。
「我に従う水の精霊…」
「ウォータ」
カインの魔法で水の塊が浮かぶ。
「よし!」『時の精霊が魔力切れって言ってたけど魔力も回復してるみたいだ』
カインは自身の魔力が回復している事を確認した。荷物の中に防御魔法の魔導書がある事も確認する。そもそも荷物は現在にいた時と同じだった。何も問題はない。
『これならポーションの納品で路銀を稼げるぞ』
カインは道具屋へ向かった。