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面倒な魔物の討伐
この物語はフィクションです、実在の人物や団体とは関係ありません
「」で囲まれた箇所は口に出した言葉、
『』で囲まれた箇所は心に思った言葉、になります
冒険者はギルドで依頼を受ける。依頼は魔物の討伐が多い。魔物は倒すと魔石になり、魔石をギルドへ提出すると報酬が得られる。魔物を倒してから依頼を探す事もあった。
カインとアーレンは二人で道を歩く。ガサガサと草むらから音がする。
『この場所は…』
二人とも見覚えのある場所だった。この場所に決まって現れる魔物がいる。盾が反応して魔物の攻撃を防ぐ。
『やっぱり現れた』
カインが魔物の攻撃に気付くと二人を襲った魔物は既に魔石になっていた。
『凄いなアーレンさん、あの魔物の動きに反応できるなんて…』
カインは魔石を拾うアーレンを眺めている。その魔物を倒したのはアーレンだった。動きの速い面倒な魔物なので呪文の詠唱が必要な魔法使いでは倒せるが苦労する。
「行こうカイン」
「はい、アーレンさん」
カインとアーレンは旅を続けた。