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ファイアンド国
この物語はフィクションです、実在の人物や団体とは関係ありません
「」で囲まれた箇所は口に出した言葉、
『』で囲まれた箇所は心に思った言葉、になります
ファイアンドという名の国がある。ファイアンド国は永遠の火という消えない魔法の火の傍に城があった。城の中に王宮があり、王宮で王が暮らす。
ファイアンド国にある山の一つに竜が棲む。竜は人よりも上位の存在である。王は国を統治しながら敵わぬ竜を恐れていた。竜の名はドーラゴニスという。
ファイアンド国の国民は一部であるがドーラゴニスを守り神として信仰していた。それに応えてか、ドーラゴニスも人に仇をなす魔物へ目を光らせている。そして人から危害を加えない限りはドーラゴニスも人に危害を加えたりしない。