生徒代表挨拶
平之瀬は悠と奈々を連れて体育館に向かった。体育館の扉を開けると、広々とした空間が広がっていた。まず、彼は椅子や机の配置を整え、入学式用の装飾や看板を確認した。
「悠、奈々、こちらの椅子を並べてくれる?」と平之瀬が指示を出す。
「はい!」と二人は元気よく応じ、指示通りに椅子を並べ始めた。
「この看板は入り口の上にかけるんだよ」と平之瀬が説明しながら、看板を掲げる位置を決めた。
「分かったよ」と悠が言い、奈々と一緒に看板を所定の位置に取り付ける作業を始めた。
平之瀬はその間に、音響機器やマイクのチェックを行い、式がスムーズに進行するように準備を整えた。彼の手際よく作業を進める姿に、悠と奈々は感心しながらも協力して作業を続けた。
やがて、体育館の準備が整い、入学式を迎える準備が完了した。平之瀬は一息つき、二人に感謝の気持ちを伝えた。
「ありがとう、悠、奈々。おかげで準備がスムーズに進んだよ」
「どういたしまして!」と二人は笑顔で応じた。
これで、いよいよ入学式が始まる準備が整った。平之瀬は、新たにこの島に加わる中小宝石さんを迎える準備が整い、心の中で新しい出会いと未来への期待を高めた。