表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
10/18

ハンター初心者虎の巻

初心者ハンターの為の手引き

この冊子は、これからハンターを始める初心者の貴方の為の、手引書です。隅々までよ~く熟読して、これからのハンターライフに役立ててください。


それではまず、ギルドにおける基本的なルールから説明していきます。


<依頼の受け方>

ギルド内の掲示板から受けたい依頼書を外して受付に持って来て頂くか、直接受付に来て頂き、係りの者にお好みの依頼を伝えて頂けば、ご希望の条件に合った依頼を検索させて頂きます。その後、依頼を受けると伝えてもらい、問題(※1)無ければ受理されます。


なお、依頼を受けることが出来るのは、ギルドに正式に登録されたハンター(以降、登録ハンター)のみ、となりますので、ご注意ください。


※1 問題の有る場合とは、その依頼書のランクが受けようとするハンターのものより2ランク以上、上か下(例:Eランクの人がBランクの依頼を受ける又はその逆)であったり、依頼書の条件とハンターの要素が合わなかった場合(例:剣士希望の依頼を魔術士が受けようとする)等。


<賞金の受け取り方>

依頼が完了しましたら、その証拠(※2)を持って支払いカウンターまでお越しください。賞金をお支払いいたします。なお、依頼を受けた街と支払いをする街とが別の場所であっても大丈夫です。依頼を受ける時と同じように、報酬を受け取る事が出来るのも、登録ハンターのみとなります。


※2 討伐系の依頼なら魔物が消滅した後に落とす結晶(クリス)、護衛系や、配達系なら、依頼主や届け先主のサイン。


<ランクについて>

ランクとはギルドにおける貴方の信用度や実力を表す数値だと思ってください。ランクを上げるには、EランクからCランクまでは、RP(ランクポイント)と言うポイントを貯めて頂く必要があります。RPは報酬の多さによって自動的に貯まっていきます。

変換率は基本的に100ゴルト=1RP(ゴルトからRPへの変換時の端数は次回繰越)となり、EからDへと上がるには100RP、DからCへと上がる場合はその倍必要になります。CからB、BからA、AからSランクにつきましてはギルドの指定するランクアップクエストをクリアして頂く必要があります。なお、正式な依頼の他に魔物を倒した場合でも、結晶(クリス)の買取価格に応じてRPに変換されます。


結晶(クリス)とは?>

魔物は、倒され命が尽きたとき、結晶(クリス)と呼ばれる石を1個残します。結晶は魔物の種類ごとに微妙に色が異なり、どの魔物を倒したか、の目安になります。なお、街間を移動する際に倒した魔物の結晶も、ギルドにて相応の金額で買い取らせて頂きますので、お近くのギルドにお持ちください。


☆ ギルドには専門の鑑定士が常駐しており、魔物の種類を偽る事は出来ませんので、あしからず。


<パーティについて>

パーティとは登録ハンター同士が2~4人で組む班のことです。パーティには臨時パーティ(※3)と、正式パーティ(※4)の2種類があり、正式パーティにはコンビ(二人組)、トリオ(3人組)、カルテット(4人組)(※5)があります。


※3 臨時パーティ(PP)とは、同一の依頼を受けるハンター同士を一時的に(強制的に)登録したパーティのことで、依頼完了後は解散する事になります。


※4 正式パーティ(OP)とは、上記の臨時パーティとは違い登録ハンター同士がお互いの合意を持って、登録したパーティのことで、常に行動を共にします。


※5 コンビ、トリオ、カルテットとはパーティを組む人数によって呼び名が変わるだけで、特に違いはありません。それぞれ2人組、3人組、4人組を表します。


<近郊に出現する魔物>

野生(ワイルド)ビー:成人男性の握りこぶし2個分位の大きさの毒蜂。肉食で洞窟の中などにウン千匹単位の巣を作る。巣の近くまで行くのは初心者には危険なので、街道付近まで餌を探しに出てきている個体を狙うべし。刺されないように注意。


ウルフ:狼を模した魔物。ただし、大きさは通常の狼より一回りは大きい。通常10~30匹ほどのコロニーを作り、3~4匹ほどづつ固まって行動する。遠吠えによって他のグループの仲間を呼ぶ事もあり、短期決戦が望ましい。前述の野生ビーと同じく、街道付近に餌を求め出没する。


スライム:下水道等に出没する、ゲル状の魔物。ゲル状であるが故に打撃は効かないので、炎属性で燃やすか、氷属性で凍らせたあと砕くかするのが望ましい。体液には毒が有るのでくれぐれも生身では触らないように。主体的な攻撃はして来ないので、下級の炎、氷属性が使えるなら倒すのは簡単である。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ