第85話 …ホントに困った娘(コ)達だね…
翌日 火曜日 AM10:00
風歌「冴多先生……朝ね」
心紀「うん」
風歌「パパにあの人の事を聞いたの……」
倫『風歌、るな落ち着いて聞いて欲しい。種橋に逮捕状が請求される事が決まったよ』
風歌「 パパがそう言った後ね『もう本当にバカだ…… こういう話は、時間がある時にゆっくりとしなきゃだよな。朝の 一番バタバタして忙しい時に……』 そう言ったから『パパ、大丈夫よ。他の人から告げられるよりパパの口から聞けて良かった』って 答えたんです」
心紀「うん。 そうだね。源本さんも、英ちゃんも、ミクくんも皆仕事だもんね」
そう言われて気が付いたの。冴多先生も仕事中なのにって……
パパに
『大丈夫か?』
って聞かれて
『大丈夫』
って
風歌「 ごめんなさい冴多先生。お仕事中なのに電話して……」
全く……この娘 《コ》はどうして他人の事を優先して、 変な気を回しちゃんだろうね……
風歌「私ってバカ……大丈夫じゃなかったのに……冴多先生は優しくて、私の想いを受け止めて話を聞いて下さるから…… 私それに甘えて…… 気が付いたら電話してたんです。ごめんなさい」
心紀「ふうちゃん、頼ってくれて俺嬉しかったよ?」
それに、朝からずっと源本さん、英ちゃんから
《 時間が空いた時でいいから、風歌に連絡して話を聞いて、様子を見てやってくれ》
《風歌ちゃんを頼むよ。冴多ちゃん》
って、そんな感じのメールが沢山来てますからね
それに、皆さんが心配しなくても
俺から連絡しようと思ってたんだもん
そして、 もう一人
《るなちゃんを頼みます。冴多先生》
ってミクくんからもね……
心紀「 ふうちゃん、るなちゃんの様子はどう? 大丈夫なの?」
風歌「 るなちゃんだいぶ良くなって来たけど、 まだ病気が良くなってなくて……今ちょっとお腹が痛くなっちゃって部屋で休んでるの」
…… 皆が共通して
《心配掛けまいとしてるのか、メールを送っても 《大丈夫》としか返事が返って来なくて……》
……ホントに困った娘 《コ》達だね……
心紀「ふうちゃん、大丈夫そうならさ。るなちゃんとも話したいんだけど。可能ならリモートに切り替える事出来るかな?」
さて、 お説教しちゃおうかな……
翌日 火曜日 AM10:00
風歌「冴多先生……朝ね」
心紀「うん」
風歌「パパにあの人の事を聞いたの……」
倫『風歌、るな落ち着いて聞いて欲しい。種橋に逮捕状が請求される事が決まったよ』
風歌「 パパがそう言った後ね『もう本当にバカだ…… こういう話は、時間がある時にゆっくりとしなきゃだよな。朝の 一番バタバタして忙しい時に……』 そう言ったから『パパ、大丈夫よ。他の人から告げられるよりパパの口から聞けて良かった』って 答えたんです」
心紀「うん。 そうだね。源本さんも、英ちゃんも、ミクくんも皆仕事だもんね」
そう言われて気が付いたの。冴多先生も仕事中なのにって……
パパに
『大丈夫か?』
って聞かれて
『大丈夫』
って
風歌「 ごめんなさい冴多先生。お仕事中なのに電話して……」
全く……この娘 《コ》はどうして他人の事を優先して、 変な気を回しちゃんだろうね……
風歌「私ってバカ……大丈夫じゃなかったのに……冴多先生は優しくて、私の想いを受け止めて話を聞いて下さるから…… 私それに甘えて…… 気が付いたら電話してたんです。ごめんなさい」
心紀「ふうちゃん、頼ってくれて俺嬉しかったよ?」
それに、朝からずっと源本さん、英ちゃんから
《 時間が空いた時でいいから、風歌に連絡して話を聞いて、様子を見てやってくれ》
《風歌ちゃんを頼むよ。冴多ちゃん》
って、そんな感じのメールが沢山来てますからね
それに、皆さんが心配しなくても
俺から連絡しようと思ってたんだもん
そして、 もう一人
《るなちゃんを頼みます。冴多先生》
ってミクくんからもね……
心紀「 ふうちゃん、るなちゃんの様子はどう? 大丈夫なの?」
風歌「 るなちゃんだいぶ良くなって来たけど、 まだ病気が良くなってなくて……今ちょっとお腹が痛くなっちゃって部屋で休んでるの」
…… 皆が共通して
《心配掛けまいとしてるのか、メールを送っても 《大丈夫》としか返事が返って来なくて……》
……ホントに困った娘 《コ》達だね……
心紀「ふうちゃん、大丈夫そうならさ。るなちゃんとも話したいんだけど。可能ならリモートに切り替える事出来るかな?」
さて、 お説教しちゃおうかな……
よろしくお願いします