表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
56/134

第56話 なんか寂しいな…

 風歌side


 風歌とるなの家 リビング


 風歌「ただいま帰りました。ママ」


 月乃「お帰りなさい。ふうちゃん」


 ママ…… 物心ついた時にはママって呼んでいた……

 半年振りに帰って来た我が家……


 月乃「今日は、ふうちゃんの好きな物ばかり作るからね」


 るなちゃんと同じ

 ホンワカとした優しい微笑み

 なぜだか泣きたくなったの


 るな「ママ、 夕食作りお手伝いするね」


 月乃「 ありがとうるなちゃん…… 用心に越した事は無いから……ね?」


 少し悲しそうな表情をしたるなちゃん


 るな「分かった。ふうちゃんうがいと手洗いするの忘れてる!」


 風歌「あ、そうか……私シャワーしようかな?」


 るなちゃんが

 うがいと手洗いを済ませて

 部屋に向かったのを見送りながら


 この数十分のやり取りだけで

 今まで日常当たり前だった事が


 当たり前じゃ無くなったんだって

 改めて感じて悲しくなったんだ……


 本当なら湯船に浸かって

 のんびりしたら疲れも取れるよね……


 少し前までは

 お風呂に入る事が好きだったのに……

(顔を水に付けるのは苦手だけどお風呂が苦手なのでは無い)


 シャワーを浴びながら


 風歌「怖くてお湯を張った湯船に入れなくなっちゃった……」


 様々な変わってしまった事にいつか慣れて

 それが当たり前になって行くのかな? 


 なんか寂しいな……
















評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ