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第18話 幼なじみの女の子と、それぞれの想い②

 風歌「るなちゃん。ゴメンね……」


 るな『ふうちゃん。ゴメンね……』


 お互いにお互いを感じた瞬間、二人の女の子は瞳に涙を浮かべてさ


 俺は貰い泣きそうになったんだ


 二人はお互いに、画面に映る相手に両手を伸ばして 手の平と手の平を合わせると、見つめ合いながらぽろぽろと涙を零して


 久し振りに逢えた喜びを静かに噛みしめあっている。それは、とても綺麗な絵にも見えたんだ


 ゴメンね……


 一人にしてゴメンね……


 守れなくてゴメンね……


 二人の中で、ゴメンね。が他にも幾つかあるんだよね? 


 風歌「るなちゃん逃げないからね」


 るな『私も。逃げないよ。ふうちゃん』


 あの日から時間が少したって、 記憶が戻ってきたのかな? 


 ずっとノートに記してしていた事が、ふうちゃんの心にあって……


 冴多先生初め、 病院の先生方や看護師さんのおかげもあるのだろうけど……


 山乃さんの存在が……


 僅かに残るチクリとした胸の痛み


 けれど……


 涼也「山乃さん。お聞きしたい事があるんです。いつかお願い出来ますか?」










よろしくお願いします

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