登場人物 後書き
山乃英士 《やまの.えいし》 24歳 ライター2年目
桜王風歌 《さくらお.ふうか》 21歳 介護福祉士 2年目
御厨涼也さん《みくりや. りょうや》23歳
介護福祉士3年目
冴多心紀 《さえた.みさき》 23歳 メンタル心理カウンセラー 2年目
源本倫 《みなもと.りん》 風歌の父 42歳 会社経営
桜王るな《さくらお.るな》 22歳 介護福祉士 2年目 風歌の従姉
鮎川夏輝 《あゆかわ.なつき》24歳 メンタル心理カウンセラー 3年目 心紀の彼女
桜王月乃 《さくらお .つきの》るなの母.
倫の姉
杉 風音英士の勤務先上司
Ruby キミの涙〈正義はどこに…… 〉~初恋と宝石~Ⅴ
をお読み下さりありがとうございました
かつて私はいじめられっこでした
『いじめられる方に問題がある』
という世間の風潮
学校でも加害者の言い分や
言い訳がまかり通り
被害者の想いは届かない理不尽
傷つけられた心の傷は一生塞がらないんだよ
加害者は理不尽に人を傷つけて
それを謝罪もせずに生きていくんだ
なぜ被害者が
泣き寝入りをしなければならないのか?
ずっとくすぶっていた思い
数年前情報番組にて
教育評論家の尾木直樹先生が
『いじめはいじめた側に問題がある』
と おっしゃってくださった事で
心が少し軽くなったのを覚えています
今この時も
全国のいじめ被害者の子供達が
ご家族様が苦しい想いをされている
Twitterには
今なお
加害者が謝らない
何故か被害者の方が
追い詰められている現実が
たくさんの悲しみが溢れています
かつて感じた悲しみ
悔しい想いを
理不尽に人を傷つける罪を
日記などの作品に残こせば
どうだろう?
心の整理が着くかな?
少しは前に進めるかな?
人に伝わるかな?
そう想い
日記に書き始めたのです
それからもう一つ
心の中にずっと引っかかっていた
介護の問題
日記にも書かせて頂いて
この様に感じていたんだ
この様に対処すれば良かった
沸き上がって来た想いを
物語風に描いたら……
そう思い
いじめと介護を二つまとめた
物語を書く事にしたのです
作品の中に書いた出来事は
介護施設で働いた際に
体験した事を元に
フィクションを混ぜて描いた物です
その為私の想いが色濃く反映され過ぎた
作品となってしまったなと感じております
いじめでは
何故か加害者が守られるのではなく
被害者優先の対応を
学校
先生達
教育委員会
にはお願いしたい
介護の現場では
介助者の都合や想いを
優先するのではなく
お年寄り達を一番に考えて
頂きたい
自分達の祖父母は
人生の先輩である
理不尽に人を傷つける事は
傷を受けた側の人間の一生を
奪う事もある
自らの命を断った子供達の
無念
それらの事を
心の片隅に置いて下されば
幸いです
作品を読んで下さった方
本当に感謝しています
ありがとうごさいました
FIN
ありがとうございました
完結しました