表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
108/134

第108話 生涯を共に歩んで下さいませんか?結婚して下さい(倫&風音)

 倫「姉貴、気を効かせて買い物に行ってくれたんだな……」


 風音「源本くん?」


 倫「風音……苗字じゃなくて名前で呼んでくれないかな?」


 風音「……良いの?」


 倫「良いも何も、 俺がそうしてくれって頼んでんだから……」


 風音が小さくため息を付いて……


 風音「この前の話し、少し考えさせて下さい。って答えた。……とても嬉しくて。大号泣したの」


 倫「それは……俺と一緒に時を過ごしてくれる……って事?」


 風音の瞳には光るモノが……


 倫「もう、誰の言う事も聞かない。会社も業績を伸ばした。これからは。俺の為の人生を生きたい……その中には、風音がいて欲しい……一緒に笑って。悩んだら二人で解決して。風音……俺と生涯を共に歩んで下さいませんか?」


 風音「私の中では淡い青春の想い出だ。って心の整理を付けたはずだったのに……一方で風歌ちゃんには一目もう一度逢いたい想いが溢れて……倫くんに再会した瞬間想い出にはなっていなくて……倫くん……私と生涯を共に歩む。あの日の約束はまだ有効ですか?」


 倫「風音。心配いらない。二人なら乗り越えられるよ。俺と、風音と、生まれて来る子供と幸せな家庭を造り上げて行こう? うん。有効だよ?」


 あの日の約束……果たせなかった約束……


 風音「倫くん。心配いらないわよね。今なら、二人で乗り越えられるよね。私と、倫くん……幸せな家庭を造り上げて行きましょう。風歌ちゃんは幸せを掴んだから心配いらないわよね?」


 倫「あぁ心配いらない。二人で幸せになろうな。風音愛してる。俺と結婚して下さいませんか?」


 風音「はい。二人で幸せになりましょう。倫くん愛しています。私と結婚して下さい。宜しくお願い致します」


 二人して

 悲しくなんか無いのに……

 幸せなのに……


 涙が溢れてしかたなかったんだ……


 チュッ


 誓いのキスは涙の味がした……





よろしくお願いします

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ