プロローグ 俺と幼馴染
とりあえず幼馴染系を書いてみました!!
「幼馴染ざまぁ系が流行ってきてるなぁ」
俺の名は竹村浩也。香川県の高校2年生で、いわゆる"オタク"だ。小説家になってみようというサイトで読んでるわけだが……
「はぁ〜。俺は幼馴染ざまぁ系嫌いなんだよなぁ。幼馴染は負けヒロインも定着したし……もうちょい待遇を良くしてほしいね」
などと、独り言を呟いていると家のインターホンが鳴った。
「なんだなんだ?」
「浩也ぁ! はよ出てこんなぁ!!」
讃岐弁全開の彼女は、俺の幼馴染の佐藤凛。
「なんだよ凛……ちょっと今日は読書が忙しいから、ちょっと邪魔しないでもらっていい?」
「いや浩也、今日学校でしょ! はよこんと[訳:早く来ないと]、間に合わないでしょ?」
「学校なんて行ってる暇ないわ」
「もうまだそんな事気にしとん?[訳:もうまだそんな事気にしてるの?]」
「しょうがないだろ。"あれ"は」
「だから気にしてないって言ってるでしょ」
「もうえらい[訳:もう大変だ]から、学校に行ってくれ」
「うるさいなぁ〜!! もうほんまに[訳:本当に]知らんけんね!!」
「(うーん……あっ! 幼馴染は優しくすればいい気分になって回避できるのでは!?)」
「ごめんな凛。もうちょっと待ってくれ。そしたら、俺頑張るから」
「ほんと?」
「あぁ。可愛い凛様のお願いとならば守りましょう」
「可愛いって言った!?」
「あ、まぁ言ったけど……」
「もうしょうがないなぁ〜? とりあえず明日また来るね!!」
「お、おう(急に機嫌良くなったな。これは成功とかいう奴か?」
とりあえず俺は不登校です。
これからまたボチボチと書いていきます。