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オプティカルマジック《修正版》  作者: 愉魅夢
異母弟とのふれあい
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6話 ---駄弟誘導---

「ぼくもやりたぁい、やりたぁい、やりたぁ~い。」


駄々をこねだしたぞ。どうしよう。

そうだ。


「ラーヤ。例の物を」


まだ、駄々っ子しているが無視して、わざとらしく


「さ~て、おいしいデザート食べよっかな~」


おっ駄々が止まった。

カップの縁をスプーンで押さえてから、ひっくり返し、スプーンの柄で端っこから空気を入れてやれば、

[プルン]


「なに、ほれ~?ひろにぃ、ろうやったろ?」


興味がこっちに移ったぞ。やれやれ。


「これは『プリン』というデザートだよ。ハルに食べさせてあげようと思い作ったのだ」


もう一個用意し、ハルの目の前で、ラーヤにプリンを皿に落としてもらう。ハル付き侍女さんもよく見といてね.。

[プルン]


「ぼくもやりたぁい、やりたぁい、やりたぁ~い。」


やっぱりそう来たか。


「させてあげるから、さっき見たとおりにやってごらん。」


カップの縁をスプーンで押さえてから、<グシャ> 押さえすぎです。


「まだあるからもう一回やってごらん。」


カップの縁をスプーンで押さえてから、おっいいぞ。ひっくり返し、スプーンの柄で端っこから<グシャ> 突っ込み過ぎ。


「おしいな~。もうちょっとだったのに。もちょっと頑張ってみよう。」


カップの縁をスプーンで押さえてから、ひっくり返し、スプーンの柄で端っこから空気を入れてやれば、<プルン>


「やた~!れきた~!」

「上手にできたじゃないか。ハル。」


最後の一個は、ハル付き侍女さんにやってもらおう。

…<プルン>

上手にできました~~。

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