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紅華~紅ノ華、赤ノ上二咲キテ~  作者: Riviy
第三陣 事件、勃発
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定時報告




「こちら雛丸!獲得した情報を報告するね!」



『ヴェーシーラ国』

ある王の七人の子がそれぞれの小さな街を治め、そうして出来上がった国。七人、と云うことでこの国では常識の七つの属性を守護とする。訪れたのは海側の街『シーナリィ』。

七つの街全てに異変である化け物が出現しており、兄弟達は独自の情報網を駆使しながら情報を共有している。化け物は凶暴ではあるが、倒せない事はない。名前なし。



ムーナ・ルナン

水を守護に持つ、王の三人目の子供、長女。海側の街『シーナリィ』を治めている。固有能力を持つ。兄弟一頭の回転が早く、本当は普通の女の子のようなおしゃれを夢見てる。ある事件を起こした人物(第一容疑者である『勇使』で行方不明)を探していた。固有能力は〈運命神の水(ミスラヴィーア)〉(共存系・バランス系)。

武器はほぼ固有能力のみ。

167cm、16歳

第一人称・私


スディ

ムーナの護衛であり、部下である青年。ムーナがあっちこっち動くので苦労が絶えない。ボクたちを『勇使』と見抜き、応援を求む。元々『勇使』であったが諸事情により引退。なので固有能力を持つ。固有能力は〈意志疎通〉(共存系・存在系)。

武器は銃器。

176cm、27歳

第一人称・僕 第二人称・君


行方不明の『勇使』

化け物が起こした犯罪と同時期に消えたため、行方を追われている。だが実際は関係がなく、姿を利用された被害者だった。けれど行方不明なのは代わりない。

事件の内容はムーナの妹が治めている街と彼女の兄が治めている街が化け物に襲われたと云うもの。死傷者も損害も多大なため、一刻も早い犯人の逮捕が望まれる。化け物を指揮していたのが人間であり、なおかつ容姿がぴったり合っているのが行方不明の『勇使』だったため、第一容疑者として上がっていた。



「ん~こんなもんかな?行方不明の『勇使』は見つからなかったんだ。事件を起こした首謀者だったら捕まえて帝に指示を仰ぐって事も出来たんだろうけど。犯人は化け物だったし」

「え?その『勇使』の痕跡?う~ん…行方不明になったってことしか情報がなかったんだぁ。引退した『勇使』の情報がボクたちの手掛かりだったし、それに行方不明って云うのは前の国で聞いた事と一致してたしねぇ。まぁ、次の場所に情報あるかもしれないし、引き続き、異変と『勇使』の痕跡探しするね!あ、ボクたちは手伝いだっけ?ま、同じであることには代わりないよねー!じゃあね!」


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