口先だけ
僕は口だけ
何もできない
どうせ口だけ
口先だけで
理想を語って
夢を語って
素敵だねって
優しいねって
言われたいだけなのかも
だって
誰のピンチにも
駆けつけられるわけじゃないし
人一人背負って運べるほどの
力強さなんてないもん
誰かの力に
誰かの光に
そんなこと
言ってばかりで
自分のテリトリーから
出ようともしないで
来る日も来る日も
呪文のように
夢と理想を繰り返しているだけ
この姿勢のせいで
誰かを傷つけているのかもしれないのに
中途半端にすら
関われない
口先だけの言葉じゃ
僕がこれまで思ってきたこと
自分のため
だったのかな
誰かに認めて
優しくしてもらいたくて
自分だけが救われたくて
できもしないこと
都合良く
並べ立てていただけだったのかな