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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

ひな祭り

作者: 橋本

帰るのが終電になってしまい、駅に着いた頃には既に深夜だった。


急いで帰ろうとすると、突然背後でガタッと音が鳴った。


思わずビクッとしてしまい、周囲をみわたすが、大量の雛人形があるだけで誰もいない。


気のせいかと思い前を向くとなにか違和感を感じた。


.........そう、今前方の床に置いてある雛人形、こんなものは先程まで無かったのだ 。


背筋に氷が放り込まれたかのような寒気が走り鳥肌が立った。

すると、先程のガタッという物音がした.........それも、複数の方向から。


周りを見渡すとひとつの雛人形と目が合った。


その雛人形は、首を動かしてこちらを見ていたのだ。


大きく悲鳴をあげて無我夢中で逃げ出したが、周囲の雛人形が全て動きだしこちらに迫ってくる。


蹴り飛ばし、破壊して逃げるが躓いてコケてしまった。


こちらにジワジワと迫ってくる雛人形達。


後ずさろうとした時、手になにかが当たった。


後ろを振り返ると、そこにも数え切れぬほどの雛人形。


そして、雛人形達が一斉に襲いかかってきた.........。


数分後、雛人形がいなくなったそこには人はおらず、原型も分からくなったぐちゃぐちゃの肉塊と血溜まりのみがあった。

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― 新着の感想 ―
[良い点] ひな人形って、無表情で怖いですね。不可解な場所に置いてあるというのも不気味だなと思いました。
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