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閑話 彼女は、だれ?


「今日は何が知りたいですか!?」


「そうだな。じゃあ、"テンセイ"と言うものについて教えてくれ」


「はい! わかりました!」



あー、王道の紳士な王子ヒーロー、最高! なんてことを呟きながら、彼女は用意していた絵を見せる。



「はいっ、ご覧ください! 転生というのはですね、この絵のように魂が別の身体に入ってしまうことですね! 故障みたいに!」


「メルサ嬢も、それを経験したと?」


「そうです! 私の魂は異世界からはるばる来たんです! 殿下に会うために!!」


「そ、そうか………では、そなた以外に転生、というものを経験している人間はいるのか?」


「さァ……別にテレパシーで通じ合えるとか、そういうのはないですからね………あ、でもアルルベッドは転生したクチだと思いますよ」


「本当か!?」


「え、ええ。彼女は私の知っている彼女と、人格が違いますからね」


「じゃあ、彼女もそなたの国から来たのか!? "前世"での、知り合いなのか!?」


「んー、どうでしょうね? 乙女ゲーを単に知らないのか、そもそも地球人じゃないのか……ま、私の知り合いではありませんでした」


「そうか……貴重な話に感謝する。……また疑問ができたら時間を作ってくれ」


「はい! 私に任せていただければ、予知だってなんだってしてみせます!!」


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