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02 うん、まあいっか!

あれからわかったことは一つ。

…私は生まれ変わってる?

ということ。


だって、まったく知らない人がたくさん側にいるし。私は、明らかに赤ん坊だし。それ以外考えられないと思う。


…どういうことだろう。私、前の前の人生は覚えてないのに。

うっかり、神様が間違えてしまったのだろうか。


私は、初めの一週間くらいは真面目に考えていた。

寝てるだけで暇だったので。

しかし、もう、考えても分からない。うん、私には無理。

そのうち、分かるだろう。それに分からなくても、死にはしない。


考えることは止めた。


…ふふっ。懐かしいなぁ。小さな頃、神父様に


『貴方は楽観的すぎる』

と、よく叱られてたっけ。


年を取ってからは比較的よく物を考えるようになってた気がするのにな。

精神年齢まで若がえったのかな?

それとも、考えるようになってたというのは気のせいで、三つ子の魂百までということなのだろうか。


まあ、とりあえず生まれ変わったことは理解した。

少し気になるけれど、理由は放っておくことにした。


うん、良いじゃない生まれ変わり。

じゃあ、今度は自分の好きなように生きよう。

前世では、小さな頃から聖女として育ったものね。


今度は、好き勝手に生きるぞー!


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