↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
118/136

閑話 「愚かな聖女さま」





『「聞いた? あ(・)の(・)先(・)生(・)、口車に乗せられて馬鹿な賭けを始めたそうよ」』


『「聞いた。何でもと言ったこと、あんなに聞いてる人がいたのになぁ」』


『「きっと僕らを舐めてるんだ。百点なんか取れっこないってね」』


『「なるほど。なら本気を出すか?」』


『「いや。それこそ思う壺ですよ。出席や努力しての満点は、あ(・)の(・)方(・)の意思にも反する。赤点にならない程度にやればいいのです」』


『「でもせっかくあの聖(・)女(・)を好きにできるチャンスよ? 逃す手は無いわ」』


『「でもな、相手はかなり狡猾だ。ペースに乗せられるのはまずい」』


『「問題や回答に、罠を仕掛けてくるかも」』


『「どのみち下見は必要だな」』


『「問題と回答を盗みましょう」』


『「だめだよ。あの女はやはり用心してる。問題はテスト前日まで全て頭の中にしまっておいて、朝にアウトプットするってさ」』


『「他の教師は何も言わないのか?」』


『「本人が無視してるぜ。どうせ敵だからってな」』


『「いっそテスト作成から干してしまいます?」』


『「馬鹿か。そしたら逃げることになるだろうが。プライドが許さねぇ」』


『「朝に印刷されるのを待って盗む?」』


『「どうせ肌見放さず持ってるに決まってますわ」』




『「「・・・・」」』



『「ならいっそ………ア(・)レ(・)をやろうぜ」』


『「そうだね。ア(・)レ(・)は油断したときがいい頃合い」』


『「テストの終わりに、とうとう止め。ふふ、その後はどうとでもなるわ」』


『「――雉も鳴かずば打たれまいに」』


『「――触らぬ神に祟りなし」』


『「上手くやれよ?」』


『「もちろんです」』





「アハハ………愚かで愚かで、どうしようもなく哀れな聖女さま。私がこの手で…………とうとう」



ゲ ー ム を 始 め て あ げ る よ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。