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先生の家政婦は幼女様  作者: 桜吹雪
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第3話 「桜井 せなの1日」

第3話です!


色々と遅れて申し訳ありません!!

見てくれている方が居るのに忙しくて……


これからも投稿は遅くなるかもしれないですがどうかお許しを〜!!

第3話 「桜井 せなの1日」


私の朝は早い。

朝の5時には起きます。

先生は6時には家を出るとのことです

なら私は先生を起こすことと朝の食事、服の用意をしないといけません


「先生起きてください!朝です!」


「ええ……起きてますよぉ……」


そう言うと先生は身体を起こす。

まだ眠たいのかベッドからは離れずに毛布を再び被ろうとする。


「甘えちゃダメです先生!」


「ギャー!?さ、寒いぃ!?」


「起きますか!?」


「起きます!起きます!」


そう言うとやっと先生は身体を起こす。


「先生!ここに着替え置いときます!それと朝ご飯は出来ているので着替えたら降りてきてください!!失礼します!」


そう言い、私は先生の部屋から出る。

今度、先生の部屋もしっかりと掃除しないといけませんね。

エッチな本だったりエッチな本だったりエッチな本だったりと……


たくさんあるかもしれません!!




━━━━━━━━━━━━━━


あれから私は先生と一緒に朝ご飯を食べ、私が学校の用意をしている間に先生は食器を洗ってもらいました。


「先生良かったんですか?」


「ん?ああ、これくらい構わないよ。逆にせなちゃんに任せてたらだらけちゃうかもしれないからね…」


学校の用意、服の着替えや、朝ご飯を食べていると、あっという間にもう7:00になり……


「そろそろ出ないといけないな……」


「そうですね!いきましょう先生!」


「ああ、そんな急いだら転けるぞ〜!」


これから始まる私の家政婦生活


きっとしんどいかもしれないけど先生のためかと思うと別にしんどいとは思いません!


まずは1週間!!

先生のために頑張ります!


私は先生の手を繋ぎ、小学校まで送ってもらう。



そして、そんな二人の光景を見る者が居た……


「……あれは確か……陽先生?」


すると、そんな2人が手を繋いでいるところをカメラで撮る音が鳴り響く。




━━━━━━━━━━━━━━


……小学校前……


「先生!では頑張ってきます!」


「おう、頑張ってこい」


そう言い、別れ道で先生と別れると……


「おはようせなちゃん!」


「おはようございますみーちゃん!!」


この子は宮本 美紅 私はみーちゃんと呼んでます!

とても運動神経が良く、スポーツは男の子くらいできるんです!


ただ……



「せなちゃん!この算数教えて!」


勉強面で言うとすごく頭が悪い子なんです。

そんなこと言う私も全然テストで点数とか取れたりしてないから今度先生に教えてもらおう…


「だからね。掛け算の問題は……「あら、そんな奴に聞かなくても天才の私が教えてあげるわよ?」」


「お〜、ちーちゃんが教えてくれるのかー?」


「…むぅ……」


「…ふふ……」


この子は神奈木 愛。通称 あいちゃん ちかちゃん もしくはちーちゃん。

テストの点数はどれも90点以上、運動神経も良くクラス内では運動も勉強も1位でよく私は負けています。


「そんな算数70点の子なんか教わらなくても100点の私が教えてあげるわよ。なんなら中学の数学だって教えてあげるわ。」


「今度は私は負けません!算数も国語も理解も社会も負けません!」


「あら?その自信はどこから来るのかしら?」


「わ、私には先生が居るんですから!」


「ふん、今度のテストで負けたら、負けた方が何でも言う事を聞くでどうかしら?」


そう、いつも負けている私は愛ちゃんの言うことを聞いている。

わずかあとすこしのところで負けてしまうのである。


「今度は負けないから!」



「「……ふん!!」」


そのまま掛けは決まり、私と愛ちゃんは別れる。

そんな様子をクラスのみんなは見ており、いつも通りの事ながらチャイムも鳴る。


そこからはしっかりと授業を受ける。

今日は5時間授業なため、1つ授業が増えていた。

いつも通り、授業を聞き、黒板に書かれたことをノートに写し、それを覚える。


……いつもの事だ……



「こうやって陽先生もみんなに教えてるのかな……」


今頃、どうしてるのでしょう……



━━━━━━━━━━━━━━


-中学校-


「はぁ……」


まさか本気で家政婦やろうとしてるのか……


別に嫌ってわけじゃない……

教師としては忙しい中、料理をしてもらえるのとかはありがたい……が

いくつか問題がある。

1つは小学生だということ……

そして……


「陽先生!今朝、小学生と一緒に家から出てきたり、手を繋いだりしてましたがあれはどういうことですか!?」


……出た……


「なんでお前が知ってるんだよ……千夜」


俺の前に居るのは俺の受け持っているクラスに居る少女 美月 千夜。

クラス内では存在は薄いものだが、感情を表に出すと「本当は存在感薄くないだろ」と思うくらいだ。


「今朝、カメラで撮らせてもらいました!」


「おい盗撮は犯罪だぞ!?」


「そんなことよりですよ!!」


「そんな事じゃなくて!!」


あー!!もう、こいつと話してるとこいつのペースにのまれてしまう……


「もしかして隠し子ですか!?」


「ちっげーよっ!!」


「あははぁ〜、先生急がないと3時間目始まっちゃいますよぉ〜」


そう言うと教室へと千夜は向かっていく。


「まったく……」


世話の掛かる生徒はこれだからな……まぁ全然いいんだが……



━━━━━━━━━━━━━━


〜午後 17:00〜


[神ノ宮家]


「そういえば今日の夕ご飯はなににしましょうか……先生にも好き嫌いはあるだろうし、帰ってきたら聞いとかないといけないですね!」


先生が帰ってくる間はお掃除でもしときましょう。


私はリビング 玄関 廊下 トイレ 風呂 私室 先生の部屋を掃除する……


しっかりと掃除をしないと家政婦として務まりませんから!!


そんなこんなで時間は過ぎ……



〜午後19:00〜


ガチャリ……


「ただいまぁ〜」


「おかえりなさいです!先生!」


「ああ、ただいま。ちゃんとしてたかい?」


「はい!しっかりと掃除 選択 ご飯も、もうできています!!」


「そ、そう……」


「私、先生のためならなんでもできます!」


「なんでもは……まぁいいすぎだけどありがとね。」


すると、私の頭の上に ポンッと先生が優しく手を置き、優しく撫でてくれる。

撫でてもらっただけで感情が込み上げてくる。

この嬉しさのためならなんでもできる気がします!!


「あ、それと先生!また先生の部屋からエッチな本を4冊……見つけたので燃やしてオキマシタヨ……センセイ……」


それを聞いたのと共に先生は悲鳴を上げる。





………浮気なんて許しませんから……



そして、また明日から家政婦として……先生のお役に立つように頑張ります!!

次回 第4話は神ノ宮 陽さんの1日です!


今回も読んでいただきありがとうございます!


次回もよろしくお願いします!!

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