第1話 「始まりの出会い」
初の小説 処女作です!
こんな駄作でも読んでくださる方は居るだろうかなどと思いながらも書いてみました!
ぜひ呼んでもらえると嬉しいです!
第1話 「始まりの出会い」
教師の朝は早い
朝5時半には起き、ご飯を食べ、服を着替えるなどをする。
勿論、最悪の時は寝る時は2時間だったりする時も多い。
いつも変わらず、朝は生徒達を迎える。
朝の挨拶。
大事な常識の1つだ。
「先生おはよー」「おはようございます先生ー」
と2つに別れて、礼儀正しくする子や気楽に言ってくるものが居る。
俺はそれに…
「おはよう」
と答える。
別に怒るわけではない。先生には礼儀正しくしろなどと例え友人のような感じで挨拶されても挨拶することに意味があるのだから俺は別に怒るわけでもない。
ほら、たまに居るだろ?「挨拶はしっかり!」と厳しい先生が、俺はそんなふうに怒るわけではないがな…
朝の挨拶を終えると次は朝の職員集会だ。
先生たちで集まり、校長先生や教頭先生からの連絡事項を聞く。
なにやら最近夜遅くまで遊んでいる生徒が居るとのことだ。
最悪中学生は遊ぶとしたら7時までだ。まぁそれは家それぞれだが門限というのがあるだろう。
夜遅くまで遊んでいたら怪しい奴らに捕まったりするかもしれない。
そのために夜のパトロールをするとのことだ。
職員集会を終えると自分の生徒達が居る教室に向かう。
これでも俺は1-Bの担任を任せられている。
朝に教室に入ると、いつものように生徒達が迎えてくれる。
「おはよう先生!!」
と、そんな気楽な挨拶は俺の心を落ち着かせてくれる。
先生と生徒という関係で距離を置かれるのも俺的に少し苦しいというかな。
まぁ授業の時はしっかりとしないとな。昔から切り替えが大事と教えられてきたことだ。
その後は読書の時間だ。
少しでもいい生徒たちが本に興味を持つなどをしてくれたらいいと俺的には思う。
読書の時間を終えると連絡事項を生徒達に言う。
夜遅くまで遊んでいる者が居るのを言うと、すこし反応を見せる生徒が居る。
まったく、夜に何をしてるのやら……
連絡事項を言い終えると、1時間目の担当科目の先生に任せる。
それからは俺は空き時間だ。
空き時間の間に小テストの採点や自分が担当する授業の用意をする。
まったく一息つく暇もないものだ。
昼になると生徒達の1つの楽しみであろう給食だ。
勿論、給食の時は俺もクラスで食べる。
別に弁当とかを用意しなくていいからそこらへんは先生側的にも助かるものだ。
生徒達と一緒に雑談混じりに話をし、給食時は放送委員が音楽を流す。
アニメの話や料理番組などの話題の話をしたりするのを聞こえる。
昼食後はもう一つの楽しみ 「昼休み」だ。
運動場でサッカーや鬼ごっこ、バスケなどで遊ぶ子達が居る。
他にも教室で本を読んだり会話したりするやつだって居る。
走り回る奴らも……まったく、走るなら外で走ってこいよな……
昼からは5時間目と6時間目だ。
みんなご飯も食べて運動した子はとくに眠たくなる時だ。
授業中に寝るやつも居る。
勿論、寝かせるわけもなく叩き起すだろう。
そんなことからもあっという間に時間は経ち、終礼だ。
みんなに明日の時間割と夜遅くまで遊ばないようにと伝え、最後に挨拶をして終わる。
クラブをしてない子はそのままどこかに寄り道するか家に帰るかだろう。
クラブをしている子はクラブを頑張っていまからやるということだ。
そして俺はいまから終わってないテストの採点やあしたの用意をしないといけない。
まったく大変な事だ。
今日はたまたま早く終わり8時には帰れるだろう。
コンビニに寄って夜のご飯をある程度買って帰る。
いつもと変わらない。
これが俺の日常。神ノ宮 陽の日常だ。
また明日も早くに起きて学校行って授業して、昼食を食べ、空き時間になるべく校務を終わらせ、終礼をして、終わってない校務を終わらせ、帰って寝る。
「………明日も頑張らないとな……」
そう、変わらない日常と思っていた。
なぜ、先生になりたいか……なんて昔の自分は思ったのか分からない。
もう過去の自分のことすら忘れてしまった。
どうしてなりたいのかと思ったのかも……
そんなことを考えながら、俺は家に帰る。
またどうせ、食べて風呂に入って寝ることだけだ。
とりあえずは少しくらいはゆっくりとしよう……
「……あれ?俺、家電気つけっぱなしだったっけ?」
いや、そもそも朝に電気をつけることとかないし……
「もしかして……泥棒か?」
そう思っても仕方ない。リビングの電気がいまだつけっぱなしでいるのだ。
だが、うちには盗むものなんて1つもない………ということではない。
書類とか置いてるし、参ったな……護身術とか知らねーし……ええい!泥棒だったら警察に通報だぁ!!
俺は覚悟を決めて扉を開ける……
「あ!おかえりなさい……先生!!」
「………た……ただいま……?」
そこにはなんとも可愛らしい少女が居たのである。
こんな駄作を読んでくれて本当にありがとうございます!
次回も頑張ろうとは思いますのでよろしくお願いします!