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革命戦争  作者: 青緑
2/7

森の中で

「ほら、これでどうだ。」

チェ・ゲバラと名乗る男が傷の治療を終え立ち上がる。

彼の治療で痛みも幾分か引き、激しい運動は出来ないが、多少動く分には問題無さそうだ。


「あ、ありがとう。」


「なに、これでも医者だったんだ。これくらい馴れてるぜ。」


「そうなの・・・?」

彼女にとってその言葉は本当かどうか分からなかった。何故なら彼の見た目がとても医者には見えなかったからだ。


「嘘は言ってないぞ。道具がありゃもっと良い処置が出来たんだがな。」

彼は懐から煙草を取りだす


「あっ、火がねえや・・・ところで嬢ちゃん、さっきの話どういうことなんだ?」

取りだした煙草を戻しつつ、彼は質問する。


「!! 聞こえてたの?」


「まあな。これでも耳は良いつもり・・・!!」


彼は急に会話を止め、振り返える。


「おっと、やっぱりこの話は後だ。誰か来てやがる。」


「また追っ手?!」


「間違いないな。数は・・・10人ぐらいか。」

そう言って彼は少女を持ち上げる。


「きゃっ! な、何を?」


「何って勿論逃げるんだよ。その傷じゃ走れないだろ。 この森の奥に俺の隠れ家がある。 そこなら見つからないだろうし、何より俺の"同志"がいる。 さあ行くぞ!」


彼は少女を背負い森の奥へと走っていった。

少女を森の奥へ連れていくオッサン(30代)。 犯罪臭がしますね。


※11/28 一部文章の変更

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