能力選択
みく「えっと...あの...な...名前...教えてくれないかな...?私は...橘みく...みくって呼んでください...」
一番最初に転生を決めた、橘みくが話しかけてきた...
「あ!それ私もしりたいかも!私の名前は水守鈴菜!スズってよんでね!」
「あぁ...よろしくな...。俺の名前は西条裕翔。裕翔と呼んでくれ...」
「む...スズ殿が自己紹介するのであれば、吾輩もしないわけにはいかぬな...吾輩は武田愛梨だ。よろしく頼むぞ、裕翔殿」
「あぁ...よろしくな。愛梨」
スズ「自己紹介も終わったところで、さっそく能力を決めちゃおう!転生後はみんな一緒に行動するでしょ?今のうちに役割とか決めちゃっておけば、戦闘とか楽になるんじゃないかな?とおもって!」
愛梨「ほぅ...それは妙案だな...ではわしは前衛を希望するぞ。」
みく「私は...後衛がいいです...みんなを...サポートしたいし...記憶力いいから後ろでアドバイスとかしようかな...なんて...」
スズ「私はどっちでもいけるけど...男の子の裕翔くんにいるし、後衛にしよっと!...あ!一応前衛もできる能力がいいかな?」
「俺は前衛だな...。わかった。」
スズ「リーダーは...裕翔くんにしとこうか!強そうだし!」
「そうか...わかった。これからは俺がリーダーってことで、異論はないか?
愛梨「ないぞ」
みく「ない...です」
スズ「ないよ!」
「じゃあ、良さそうな能力を2〜3こ持ってきてくれ...その中から、みんなで相談して決めよう...。」
そういうわけで、解散したんだが、どうしようか...。たくさんあって決められんぞ...
目の前には、いろいろな武器、能力の詳細を書いた紙があった。前衛専用は、武器が多かった。
中には伝説の聖剣や人口知能を搭載した斧など、色々あった。
その中で最も目を引いたのが、"スキルシード"だ。シードを一つ消費して、好きなスキルを習得できるらしい。もう、これ以外の選択肢はないんじゃないか?
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しばらく経ち、俺達は集合して、それぞれの成果を見せ合った。
みくが持ってきたのは、"創造魔法"と"物理・魔法攻撃を全て無効化する服"だ。
スズが持ってきたのは、"ビーストテイム"だけだった。なんでも、かわいいモンスターを捕まえたいんだそうだ。
愛梨は"伝説の聖剣"と"全てを破壊する剣"と"防御無視の刀"だった。まあ、口調が武士っぽかったから、そうなるとおもっていたんだがな...
俺は何を持ってきたのか?もちろん"スキルシード"だ。あとは"錬金術"だ。"錬金術"は適当に選んできた。どう考えても一択だからな...
結局、みく"創造魔法"、スズは"ビーストテイム"愛梨は"防御無視の刀「神刀 御剣」"になった。俺は言わずもがな"スキルシード"だ。
「女神...持ってくものがきまったんだが...」
どこからともなく出てくる女神に驚く俺たち
アルケミス「あら、驚かせてしまいましたか。では、あの門をくぐってください。人間界のビレスという街の近くの草原に転移します。転移後は自由です。」
「わかりました...それでは、行ってきます...」
異世界に着いたら何をしようか...?ここに来たばかりとは違い、期待に胸を膨らませながら、転移門へ向かう一行であった。
どうだったでしょうか!
楽しく読んでいただけたら幸いです!
まだまだつずく予定ですが、不定期投稿になると思います。
今後ともよろしくお願いします!




