お話の始まり
文章下手でごめんなさい!
「これ...ぶつかるよな...」
俺、西条裕翔は今、豪華客船のサイドデッキで目の前の氷山を眺めていた。
俺が通っている高校、県立旭ヶ丘第一付属高校の修学旅行は変わっている。内容は世界半周。しかも高速フェリーを使い、3ヶ月で行うというものだった。
その1日目。船は巨大な氷山にぶつかりそうだった。
「あ!ぶつかる!」
クラスメイトの誰かがそう叫ぶ次の瞬間
ドォォォォン....
何かがぶつかった音がして、船長から避難命令が出る。
「どこのタイ○ニックだよ...」
なぜか焦ることなく、呆れていた俺は、船員たちが慌てふためく中、避難の指示をクラスメイトにしていた。
御都合主義乙。
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「「「助けて!」」」
船が半分沈み、もう1分もしないで完全に沈むだろうという時に、船の中から声がした。
避難用ボートを飛び出した俺は、クラスメイトの止める声も聞き入れず、声の方に走って行った...
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目がさめるとそこは、一面真っ白な空間だった。
周りを見渡すと、助けたはずのクラスメイトの女子3人呆然と座っていた。
そりゃあ驚くわな...どこだよこの世界...
???「お目覚めですね。皆さん。」
いつの間にきたんだろうか?目の前には金髪の天使がいた。
???「こんにちわ皆さん。私はこの世界を作った女神、アルケミスと言います。ここは、生と死の間の世界です。突然ですが、あなた方は一度死にました。ですが、同時にたくさんの人を救ったのです。そこで私達神は、あなた方に転生か消滅を選んでいただくことにしました。転生の場合は、どんなものでも1つ、あちらの世界に持っていけます。消滅の場合は、あなた方の存在がなくなります。誰の記憶からも消されてしまいますので、注意してくださいね。さて、どちらを選びますか?」
みく「.......一つ、質問いいですか?」
座っている女子の一人、名前は...確か、橘 みくだったか...
アルケミス「何でしょう」
アルケミス「その...あちらの世界っていうのは...魔法とかってありますか?」
アルケミス「はい。ありますよ。あなた達の世界でいう、RPGゲームみたいな世界です。」
RPGか...おもしろそうだな...
みく「じゃあ...私は転生したいです。」
取り巻きの2人は、無口なのか驚いているのか、何も喋らない。
アルケミス「では、みくさんはあちらで、持っていくものを選んでいてください。一つだけなので、慎重に選んでくださいね。」
「あ!待ってみく!あたしもいく!」
今まで無口だった、取り巻きの一人も一緒に行った。
「ならば吾輩の行こう。」
もう一人もついていき、俺一人になった。
最後にあいつ、キャラ濃いな...
アルケミス「......あなたはどうしますか?裕翔さん?」
「...あぁ...すまん。俺も行く。」
アルケミス「そうですか。では、選び終わったら言ってくださいね。」
「了解した」
そう言って、能力を選びに行く。
「さて、どんな能力があるんだ?」
実はかなりワクワクしながら、先に能力を選んでいる、これから共に旅をするであろう仲間のところに行くのであった。
どうだったでしょうか!
楽しく読んでいただけたら幸いです!
まだまだつずく予定ですが、不定期投稿になると思います。
今後ともよろしくお願いします!




