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Top of the world~天にも昇る~  作者: 玲於奈
13/15

This is it.2

なし

昨夜は

花火大会が

あったそうで


遠くから

どーーん、どーーんと

音だけが

聞こえた


朝の禅法寺


高校の修学旅行で

おとずれた



高速近くの

キャンプ場を

あとにしながら


こんなに細い道だったかと

赤いマーチを運転しながら

思う


ふるさとか



かつて紅白で

みなに斉唱された

あの歌も思い出す


変わらぬ

たたずまいだった。


「ゆるやかな

 波だったんだけどね

 津波だったのさ」


「しかしものとか

 ながされたしな」


「向こうのほうとは

 ちがって

 そんなには高くなかったよ」


「島々が

 おれらのこと

 まもってくださったんだよ」


前日に

土産物屋のばあちゃんが

言っていた


その閉まった土産物屋を

通り過ぎ


山門に向かう


すぐに思い出せた


ここでクラスごとに

写真を撮ったと


土産物屋のばあちゃんに

言っちゃあ

わるいが


変わらなかった



しかし


おどろいた


その山門に

金さんがひょいっと

たっていた




なし

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