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第一章 4つの月光  作者: 白湯
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第四話 知らぬが仏

修学旅行に来た紅月。

そのホテル探索で奇妙な階段を見つける。

そして好奇心が勝ってしまった結果………

カッカッカッ……

リズムよく私達は階段を降りていく。

そして長い異質な廊下にたどり着いた。

ここで異質と表現したのは上との差だ。

上が白のコンクリートなどが多く使われていたのに対して…ここはひたすら無機質で真っ黒なコンクリートで出来ていた。

そしてさらに廊下の横のガラスケースには見るからに高そうな宝石や、黄金の絵画はてには古代壁画のような物や異質な刀まであった。

そして一つの扉があった。

「社長室」

金色だが何処か濁ったプレートにはそう書いてあった。

そして中で物音がする。

「流石に今日はよそうと思っていたのだがな。とはいえ………よくもまぁここまで借金を膨らませましたねぇ………田中さん。」

私達は好奇心に駆られて中を除いてしまった。

そこには見るからに高そうなスーツを着た白髪の男と、髪のない重役そうな雰囲気のある中年男性。

「この世で最も罪深い者は誰だと思う?田中。」

そして白髪の男がゆっくりと田中と呼ばれている男に近づく。

「ひっ…しゃ…社長!!少し……少しお待ちください!!私は……まだ…!!」

「質問に答えられないか……ならば教えてやろう。それは金を返さない者だ。金を借りるときは神様だのなんだのと(のたま)い……返せないとなれば……ひたすらに頭を下げる。その後にそいつらは大抵俺を鬼かのような目で見る……フフ……ハハ…!!」

そして次の瞬間……バサァァ。

コウモリのような羽が生えてきた。

「吸血鬼に鬼などなんだのとアホらしい。」

「待って……待っt…ゴチャ!!

次の瞬間田中の腹に真っ赤な槍が貫通していた。

魔槍(イーコール)

「残念だよ…田中。まだ君と仕事をしていたかった。」

「……なんなんだよ。これ。」

「リンリン……逃げよう……!!殺されるよ!!」

「待てって…!引っ張るn……ガタ!

その瞬間、地下の空間に鳴ってはいけない音が鳴った。

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