変身の秘密
中学2年生の14歳が書いています。
何かと至らない点があると思いますが読んでもらえると嬉しいです。
お札を剥がした拍子にビリッと、嫌な音を立てて破けるが、それには目もくれずにはんなりと笑う瑠依に葵は心配が尽きない。
「まぁ、僕たちも桜と同じように狐の耳と尻尾が生えてるんだよ。」
「えっ、そうなんですか?
やっぱり、3人兄弟なんですね……」
「神様の三兄妹が、生きているうちに見られるなんて………」
渚冬から思わぬ耳と尻尾事情を聞き、人間である二人は驚くことしかできない。
「渚兄は凄いんやで!!
髪色とか髪の長さとか目の色とかも自分の力で変えれるんや!」
「そうそう!渚兄、もともとは雪みたいにきれいな白い色の髪だもんね?」
「え?あ、はは、そうだね。」
弟妹からせっかく黒になっているのに元の髪色を明かされ渚冬は苦笑する。
「兄弟なのに、全員髪色が違うんですね?」
渚冬は白。湊は青。桜は薄桃。
人間であれば、日本ということもあり、兄弟は大体髪色は同じだ。
「あぁ、神は、使える権能によって髪色が変わるんだ。
僕は雪関係の権能を持って生まれたから白髪なんだ。」
「そ、そんな事情が…!神様の世界も深いですね……」
「権能によって髪色が変わるなんて、なんだかかっこよくて素敵ね〜」
感動する人間の姉妹に神の兄弟が、
「ちなみに俺は水関係の異能使えるから青色なんやで!」
「桜はちょっとめずらしーみたいなんだけど、桜のけんのー使えるから、ピンク色なんだー!」
自慢げに言う二人の様子に渚冬は頬を緩めた。
「色々と長くなってしまったけど、瑠依ちゃんはこれでもう大丈夫だから。
葵ちゃんも、迷惑かけてしまってすまなかったね。」
「いえいえ!乗っ取られるほどふわふわしてた私の姉が悪いです!」
「“少し体貸してくれるか?”って誰かの声が聞こえてそれにもちろんって答えただけなのに……」
「普通それでもちろんって言わないからねお姉ちゃん!?
ほんとに、しっかりしてよ?」




