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ウェルカム・桐ヶ谷神社

中学2年生の14歳が書いています。

何かと至らない点があると思いますが読んでもらえると嬉しいです。

「やぁ。ようこそ桐ヶ谷神社へ。」


渚冬が飄々とお辞儀をする。


渚冬以外の面子はただ気圧されたように立ちすくむ。


紫がかった髪はインナーカラーで赤色が入っていて腰ほどまでもある。目つきは鋭く狼を連想させる。


黒い袴に下駄を履き腕を組むその姿は、まだ青年ほどに見えるにも関わらずどこか威圧感があった。


「そのまま祓うんじゃなかったのかよ。面倒くせぇことしやがって」


「そういうわけにもいかないよ。

瑠依ちゃんの体を乗っ取って僕の“聖域”に入り、神代を壊そうとするなんて。」


「せ、せやで!ゆ、ゆるされへんで!」


「そ、そうだそうだー!」 


「なんだこいつら」


「お前、時雨夜で火事も起こしただろう。」


「耳が早いのに加えて勘も鋭いのかよ。

あぁそうだよ、俺が火をつけた。」


邪神の肯定に湊が目をむく。 


「はぁぁぁ?!あの火事お前のせいやったんか!?

ならなおさら許さへんで!?」


ズン、ズンと邪神へと詰め寄る。 


「お前が起こした火事のせいで俺は桜を。見送れなくなったんやで?!責任とりや!!」


「はぁ?うるさい餓鬼だな。」


「お前もどうせ餓鬼やろ?!」 


「ま、まぁまぁ湊…………」


神様同士の争いと仲介、その様子を葵と瑠依はただ、口喧嘩にも関わらず圧倒されていた。


桜も邪神は初めて見たのか、目を真ん丸にして口が開きっぱなしだ。


「ま、まぁそんなこんなでお前の罪は重いから、祓うんじゃなくてちゃんと罰を受けてもらうために牢に入ってもらう。」


掴みかかりそうな勢いの湊を何とか邪神から引き離し渚冬は続ける。


「そのために一旦お前をここに出させた。」


「つーかお前って呼ぶのやめろよ。

俺にはちゃんと雅っつー名前があるんですけど?」


「いや知らんわ!どうでもええわそんなん!!」


渚冬の話を聞いているのかいないのか、そんなことを口にする邪神ーー雅に再び頭に血の上った湊が掴みかかりそうになる。


湊と桜の反撃に邪神は不快そうに目を細めた。


そこへ、ーー


「罪人はこちらかしら。」

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