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苦悩

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「陛下から貴女の相手を命ぜられ、王族の義務と自分に言い聞かせ召喚の儀に向いました。召喚された貴女に会った時その綺麗な瞳に心うたれ、馬車で不安に涙する貴女を抱きしめた時は慈しみ愛したいと思いました。その気持ちは嘘偽りはありません。

しかしあの時涙する貴女にナタリー嬢を重ね動揺したのも確かなのです。


未だ私は自分の気持ちが分からない。

貴女の相手は王族で無くていいのは理解していますが、少し考える時間をいただきたい。

ナタリー嬢にも多恵殿にも向き合い答えたいのです」


やっぱり真面目な人だね…側が何を言っても己で答えを出さないとね。いいと思うよ!

ある意味私にぶっちゃけ過ぎですよ!答えを出すまで曖昧にしといた方が楽なのにさー

不器用さん…


「殿下のお気持ち分かりました。辛かったですね…

まだ私が来て数日しか経ってないんですよ!お互い焦りすぎたのかもしれませんね。

私も殿下達の好意に答えれるかまだ分かりませんし、もしかしたら殿下達ではない方を好きなるかもしれません。これから事は誰にも分からないのですから…またお気持ちお聞かせ下さい。私もお話ししますから」と明るく言った。


少し殿下の顔色は良くなりました。殿下そろそろ帰りましょ〜皆んな待ってますよ!


帰りも殿下に抱っこされ丘を下り、拠点のテントに戻って来た。アーサー殿下と騎士さん達に迎えられ安心したのか猛烈に眠くなって来た。

これは帰りの馬車で寝ます。確実に…


馬車の中でアンリさんと待機中です。皆さんは帰り支度中で、馬車の外ではアーサー殿下とヒューイ殿下がお話し中です。

ぼんやり見てたらアーサー殿下と目が合いました。『ん?』なんか朝と反応が違うよ⁈

チャラくないよ。視線が暖かいよ…なんか嫌な予感しかしません。ヒューイ殿下!変な事言ってませんか⁈

多恵には辛いマナーとダンスレッスンが待ってます

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