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日常

本編に入ります。

ゆっくり意識が浮上し目覚めた。

元の多恵は24時に寝て5時起きの慢性睡眠不足だった。こんなにすっきり目覚める事はあまり無かった。「やっぱり睡眠大事!」ベットの上で大の字に大きく伸びをした。


寝室の扉の外からサリナさんが声をかけてくる。

返事をすると入室してまずカーテンを開けてくれた。う〜ん天気は良さそうだ。

サリナさんは目覚めの紅茶(柑橘系の香りの紅茶)を入れてくれる。元の世界ではコーヒー派だったがこの紅茶は好き!


「おはようございます。よく眠れましたか⁈

朝から予定が沢山ありますので、早速ご準備下さい。まずは湯浴みから」

昨晩は夕食が遅かったから湯浴みは諦めた。浴室に向かうとサリナさんも浴室に入って来る。昨日は勝手が分からず湯浴みを手伝ってもらったけど、やっぱり人に裸見られるのも体洗われるのも嫌だ。自分で出来ると丁重にお断りして外で待ってもらう。


「は〜気持ちよい〜」ハーブを入れた湯でリラックスする。のんびりし過ぎた様で扉の外からサリナさんに心配された。何から何までごめんなさい。


湯浴みを終えると身支度をして朝食だ。

どんなに時間無くても朝食は取る派だ。特にパンには目がない。3食パンでもOKだ。

用意された朝食は独身の頃に泊まった一流ホテルの朝食の様に贅沢だ。ゆっくり朝食を堪能させていただきました。


食事が終わるとサリナさんが予定を教えてくれる。

「3刻半頃より陛下に謁見いただき、その後王族の皆様と御昼食。午後からはヒューイ殿下が城内をご案内をと申されております。3刻半までしばらくありますので、お部屋でお休み下さい。」

そう言うとサリナさんはお茶と茶菓子をソファーのテーブルに用意し退室していった。多分気を利かせてくれたのだろう。サリナさんいい人認定!


一人になってソファーに横になり、家族の事を考える。夫はちゃんと薬飲んでるかなぁ〜とか雪は実力テスト前だったなぁ…勉強してるかなぁとか色々…


ぼんやりしてたら意外に早く時間は過ぎて、扉の外からサリナさんが入室許可を問われる。

許可を出すと今日の当番騎士のリックさんとマーカスさんも入室してきた。


「多恵様おはようございます。今より陛下の執務室へご案内致します。サリナ殿準備はよろしいか⁈」

サリナは私を立ち上がらせ身なりを整えくれる。サリナさんの視線がイタイ。ドレスのシワでソファーに寝転がってたのバレてる⁈


準備が出来るとリックさんがエスコートしてくれる。はじめは恥ずかしかったけど、昨日のデュークさんにエスコートしてもらって少しなれた様だ。

改めて騎士の2人を見ると背が高い。余裕で180は超えている。こっちに渡ってから会う人は皆んな大きい。サリナさんもそういえば大きいなぁ〜

この箱庭は美形で高身長で無いと生存出来ない様だ。私は異質だなぁ(ちっちゃくて顔面偏差値並)


まじまじリックさんを見ていたらサリナさんが咳払いし急ぐ様に促す。

「リック!陛下がお待ちだ。照れいる場合ではない!」マーカスさんに怒られてる。

あれ?私のせい?

毎日1話UPを目標に頑張ります。

書きたい内容はいっぱいあるので…

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