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女王様と下僕くん

下僕くんは女王様から離れない

作者: usa

※作者の辞書に『季節感』の文字はありません。




 僕のすぐ傍には、女王様がいた。


 小さい頃から彼女は、ずっと僕と一緒だった。あの日あの時、彼女が僕を救ってくれたあの瞬間から。

 僕の救いの女神。僕の唯一。僕の大切な、大事な(ヒト)


 ずっと傍にいた。いついかなる時も、彼女に望まれるがままに。彼女と一緒にいることが、自分自身の最大の幸せだと信じていた。


 僕はずっと、彼女を守りたかった。彼女が僕を守ってくれた時のように。彼女に釣り合うような男になりたかった。恐れ多いことだとわかってはいても、ずっと彼女の傍にいられる男でいたかった。

 それなのに今の僕は、女王様の隣どころか、近づくことすらできない。


「あの、美夜ちゃ……」


 朝、教室に僕より先に来ていた女王様に声をかけた。ところが彼女は、僕の声などまるで聞こえなかったかのように、スッと通り過ぎた。かれこれ二週間、ずっとこうだ。


 ケンカとか、そんなわけではない。僕がしでかしたことが、女王様の逆鱗に、かつてないほど触れてしまっただけだ。


 二週間前、僕のもとに一通の手紙が届いた。それは地元から遠く離れた、とある有名経済大学の合格通知だった。

 その大学を受験していたことは、女王様には秘密にしていた。落ちる可能性が高いと思っていたのと、もし合格したら、彼女をびっくりさせられるだろうという、ちょっとしたサプライズ心だった。彼女は僕は近場の大学に進むと思い込んでいたはずだ。彼女自身も、地元の名門女子大に通う予定だった。


 いつも「律は見た目もパッとせず、頭の出来も普通で、取り柄といえば私を怒らせることぐらい」といって憚らない女王様。でも今回ばかりは、すごいと褒めてくれるかも。少しは僕のことを、見直してくれるかもしれない。

 そんな浮かれた淡い期待とともに、僕は合格通知を彼女に見せた。


 だけど――


「ウソ、ついてたの?」


 真っ先にいわれたのは、そんな言葉だった。しかも女王様の目からは、透明な雫が零れ落ちそうになっていた。


 ウソといわれれば、そうなるのかもしれない。落ちた時の恥を知られたくないあまり、本来の志望校をずっとひた隠しにしていた。

「大学は別でも、ずっと近くにいれるのね」

 そう嬉しそうにいった女王様に対し、胸が痛んだこともあった。


 それでも僕は、きっと彼女なら喜んでくれるに違いないと、自分勝手な想像をしていた。その結果僕は、自分よりも大事な女の子を、泣かせてしまうことになったのだ。

 女王様の涙を見たのは、その時がはじめてだった。ご両親をのぞいた誰よりも付き合いが長い。それなのに僕ときたら、彼女を笑顔にさせる方法ひとつ浮かばないんだ。


 下僕としても、男としても、失格だ。だからこうして今、女王様に存在を無視されているのは、当然の罰だといえよう。さすがに二週間は、キツいけど。


 僕を無視するようになってから、女王様は一人で机に向かう時間が増えた。彼女だって、これから受験を控える身だ。いくら優秀な女王様でも、勉強は必要だ。けれどそれを抜きにしても、彼女の姿勢は異様だった。学校に来てから、ほとんど席を立たない。机の上には常にたくさんの参考書。休みなくそれらを読みふけるさまは、ただただ誰とも話したくないかのようにも見えた。もちろん、僕とも。


 もともと僕以外のクラスメイトとは、一定の距離を置いていた女王様。男子からは高嶺の花扱い。女子はその美しさと凛々しさにおいそれとは話しかけない。孤立しているわけでもないのに、僕がいなくなると自然と、彼女のまわりには誰もいなくなる。彼女の親衛隊を主張する彼らですら、恐れ多いとあまり近づいてこないのだから。


 これが潮時なのかもしれない。一人自席で参考書を広げる女王様を見つめ、僕は思った。

 僕も女王様も、互いに依存しすぎた。僕らは、互い以外の人と触れ合う時間が極端に短かった。今までは気づかないふりをしていたけれど、いつか僕らにだって、離れなければならない時が来る。十年という月日は、僕にそのことを忘れさせるのに十分な時間だった。


 僕だってわかっていたはずだ。たとえどんなに素晴らしい大学に合格しても、彼女と僕とでは、進む道が違う。彼女がこれから進んでいくのは、光に満ち溢れた世界だ。あれだけ優秀な人だ。彼女ならなにをやっても、きっとうまくいく。ずっと一人の女の子に依存しきっていた僕とは全然違う。もし僕の存在が、彼女の光ある未来への荷物になったとしたら。

 そうなる前に、僕はもっと早く離れるべきだったんだ。こんなに苦しむ前に。こんなに想いが膨らむ前に。彼女のあんな表情を見る前に。


 そうして僕らは距離を置いたまま、卒業の日を迎えた。





「――私たち卒業生がこの良き日を迎えられたのは、先生方の熱いご指導と、ご父兄の皆様の深い愛情があったからです。私たちは皆様の期待に恥じぬよう、それぞれの道を邁進し――」


 壇上で滑らかに答辞を述べるのは、女王様だった。卒業式でも堂々たる態度と凛とした表情で、原稿を読みあげていく。僕はそれを、眩しい思いで見つめていた。


 結局あれから、彼女と話すことはなかった。僕は大学の入学手続きや、新しい部屋探し、引っ越しの準備などに追われていた。女王様は自分の入試のことで手いっぱいだったはずだ。

 だけどその忙しさのおかげで、今までほとんど悲しみを感じることもなかった。否、感じていても、無視をすることができた。だけどそれらのいいわけがなくなった今、僕はどうやってもこの胸の痛みと対峙しなければならなくなった。


 僕は明後日には、新しい住居に越す。こうして女王様の姿を見るのは、もしかしたら最後かもしれない。目に焼きつけておこうと思う一方で、胸が激しく痛んだ。


 卒業式は滞りなく終わり、卒業生はそれぞれ、お別れの時間を迎えた。涙する人もいれば、笑顔でさよならをする人もいる。男子は拳を突き合わせたり、肩を組んで校歌をでたらめに合唱したり。女子は抱き合って号泣していたり、最後に記念撮影に励む子もいる。

 そんな中でも、僕は一人だった。高校を卒業した今、僕は女王様の下僕も本当に卒業してしまったのだ。改めて僕は、女王様以外とのつながりが薄かったのだと実感させられる。


 この感動的なムードをぶち壊さないようにこっそり帰ろうと、僕は気配を消しながら立ち上がった。ところが教室のドアに辿り着く直前に、誰かが前に立ちはだかった。


「顔、貸しなさいよ」


 そんな一昔前のヤンキーのような言葉を発したのは、懐かしの女王様だった。






 女王様と面と向かって話すのは、あの日以来だ。ヘンな緊張を覚えながらも、僕は女王様に続いて、空いている教室に入った。女王様は以前と同じように、机の上に脚を組んで座った。僕はどうしようか迷った挙句、彼女から少し離れた場所にぼんやり立ち尽くした。


 先に呼び出したのは女王様なのに、彼女は一向に自分から口を開こうとしなかった。窓の外の咲きかけた桜の枝を見つめ、眉間にしわを寄せている。

 僕は恐る恐る声を発した。


「あの、美夜ちゃん」


 女王様のわずかに揺れていた脚が、ぴたりと止まった。


「ご、ごめんね」

「……なにがごめんなの?」


 女王様は静かに聞き返してきた。


「え、えっと、大学のこと、黙ってて……。本当に、ごめん」

「そうね。律のくせに私を出し抜こうなんて、一万年早いわ」


 女王様は顔色ひとつ変えずに告げた。目線は変わらず窓の外を向いたままだ。


「あなたのせいで、勉強のスケジュールは大幅に狂うし。入試にはどうにか間に合ったけど、合否発表はまだ先だし」

「えっ?」


 まだ先? 女王様の口から出た言葉に、僕は思わずポカンとする。だって女王様は、とっくに進学先が決まっているはずだ。

 女王様はじろりと僕をにらんだ。


「……なによ」

「美夜ちゃん、あそこの女子大受けたんじゃ……」


 わけがわからず口をパクパクさせていると、女王様はふんと鼻を鳴らした。だけどその横顔が、ほんのわずかに緩んだように見えた。


「あなた本当に、自分一人でやっていけると思ってるの? 今まで私がいなきゃなーんにもできなかったあなたが。感謝しなさいよ。私がわざわざ、あなたに大学を合わせてあげたんだから」

「で、でも……」

「それに、律が受かるような大学に、この私が受からないはずないじゃないの。発表なんて待つまでもないわ。私がみすみす浪人するとでも?」


 そんなまさか。僕はぶんぶんと首を振った。女王様はようやく僕の顔を見て、にやりと口角をあげた。

 見慣れた表情に、僕はわずかにホッとする。ああ、これでこそ僕の女王様だ。いつだって自信満々で、余裕しゃくしゃくで、凛としていて……。


 ホッとすると同時に、目に熱いものが込みあげてくる。僕はどこまでも情けない男だった。好きな人にウソをついて悲しませて、挙句彼女に気を使わせて、最終的には自分が泣くだなんて。それなのに、一度出てしまったものは止まらない。


「み、美夜ちゃ……っ。ご、ごめんね」

「もういいわよ」


 女王様もいくらか声を和らげた。


「私も、この間は大人げなかったわ。だから律がどうしてもっていうなら、仲直りしてあげてもいいけど?」

「う、うん」


 女々しくしゃくりあげる僕の目元に、女王様はきれいなピンク色のハンカチを押し当ててくれた。


「ほら律、男らしくないわよ。よくそんなんで私から離れようなんて考えたわね」

「だ、だって……」


 僕は女王様のハンカチを受け取りながらいった。


「あの大学にいけば、美夜ちゃんも、美夜ちゃんのお父さんも僕を見直してくれるかなって」

「……は?」

「美夜ちゃんのお父さん、僕のこと、あんまり好きじゃないみたいだったから……。どうやったら認めてもらえるかなって、僕なりに一所懸命考えて」


 彼女のお父さんは、経営者だ。彼に認められるには、それなりの学力や腕前がないと。そうでなければ僕は、一生女王様と胸を張って並ぶこともできない。


「ほ、本当は僕だって、美夜ちゃんの隣に堂々と立っていたくて……。きっと美夜ちゃんは望んでないだろうと思ったけど、それでも」


 僕はぐっと唾をのんだ。


「僕、ずっと美夜ちゃんと一緒にいたいんだ――これから先も、ずっと」


 手に持ったハンカチをぎゅっと握りしめながら告げると、女王様は目を丸くした。


「律……」

「ぼ、僕はだって、美夜ちゃんのことが、だ、だ、だ、だい――」



 ガラッ



 誰も来ないと思っていた教室のドアが、突如として開いた。顔をのぞかせたのは、卒業後の甘いひと時を過ごそうとしていたらしきカップルだった。

 カップルは先客の存在に気づくなり、いちゃいちゃと組んでいた腕をほどいて、慌てて立ち去っていった。それでも、僕と女王様の間に残った、この気まずい空気は去ってくれない。


 一世一代の告白を台無しにされ、僕も女王様も、押し黙った。


 沈黙を破ったのは、学校のチャイムだった。それが聞こえてくるなり、女王様はなにごともなかったかのようにつぶやいた。


「そろそろ帰りましょうか」

「う、うん」


 どこかぎこちない動きで、二人でのろのろとカバンを持った。無言のまま校門へ向かい、帰路に着こうとした――けれど。


「ちょっと律、あなたどこにいくつもり?」


 駅に向かおうとした僕に、女王様の声が飛んできた。


「どこって……。いつもの道だよ?」


 内心の緊張がバレないように、普通に返事をする。女王様は途端に呆れ顔で、深いため息をついた。


「あなたって本っ当に、バカなんだから」


 そうなぜか、いつになく力強くいわれた……気がする。


 女王様は僕の隣に並ぶと、いきなり手を取った。そのことに驚く間もなく、早口に喋りだす。


「とりあえず、お互いの両親に挨拶しておかなくちゃね。それに急いで二人で住める部屋も探さないと」

「え……えっ?」

「いっとくけど私、リビングに白いソファを置くことと、カーテンの色は薄い水色ってことは譲らないから」

「へっ?」

「ああ、パパのことは心配しないで。ああいう態度を取るのが父親の正しい姿だって思ってるだけだから。むしろ、ちゃんと相手してもらえただけ、律は気に入られている方よ」

「は? え? ちょ……」


 矢継ぎ早にいわれ、頭が追いつかない。早足の女王様に必死に身体だけは追いつきながら、僕は慌てていった。


「ま、待ってよ、美夜ちゃん。挨拶ってどういう……。それに僕、もう部屋は決まってるし。し、しかも、一緒に暮らすみたいな流れになってない?」

「はあ?」


 女王様は不機嫌な顔で振り返った。


「なにいってるのよ、律。ボケてるの?」

「そ、そうだよね。いくらなんでも、急に一緒にだなんて……」

「夫婦が一緒に住むのは当然でしょう」

「ふ?」


 フウフ?


「みみみ美夜ちゃん!? それってどどどどうして……」

「あなたがプロポーズしたんでしょ。ついさっき私に!」

「プロ……っ!?」


 ぷろぽおず!?


 あまりのことに言葉が続かない。女王様は立ち止まって、空いている方の手で僕の胸を指さした。


「あなた、自分がいったことも覚えてないの? 「一生ずっと美夜ちゃんの傍にいたい」っていったのはどの口!?」

「それは、あの、将来的にはっていうか……」

「あぁら、男らしくない! 自分でいったことの責任ぐらい取りなさいよね」


 女王様のもともとつりあがっている瞳が、ますます猫のようにつりあがる。


「ていうか、男ならもっとはっきり自分の気持ちを言葉にして伝えろってもんだわ。律は本っ当にヘタレなんだから」


 あうあうと意味のない言葉を発する僕に、女王様はふふんと鼻を鳴らした。それはもう、極上の笑みを浮かべながら。


「でもそこが、私の律のいいところよ」

「へ……」


 ただつながれていただけの手が、ゆっくりと指と指を絡め合う。女王様のしっとりした指先が、僕の手のひらをくすぐった。


「バカで、鈍感で、怖がりで、どんくさくて、優柔不断で。でも、私にはないものを持っている。誰にでも優しくできるところとか、いつでも穏やかなところとか。私がどんなにワガママいっても聞いてくれて、いつも傍にいてくれる。そんな律だから、私も隣にいてほしいと思ったのよ」


 女王様が甘えるように、こつんと僕の肩に自分のおでこをくっつけてきた。


「あなたはもっと自信を持ちなさい。だってこれから先、あなたは世界で一番幸せな男になれるんだから。なんていったって、この私を自分のものにできるのよ?」


 女王様の言葉が、甘い響きを伴って僕の耳に入ってきた。肩から感じる彼女の体温が、わずかに伝わる鼓動が、今この瞬間が夢ではないことを教えてくれている。


「僕……美夜ちゃんの傍にいても、いいのかな?」

「なにいってるのよ。いてもいい、じゃないわ。いなきゃダメ、なのよ」


 女王様が怒ったように訂正した。


「小鳥遊美夜の隣には、松永律が必要不可欠なの。私だって、律と一緒にいたいの」

「……うん」


 僕もようやく、彼女の手を握り返した。


「ずっと大好きだよ、美夜ちゃん」


 そんなわけでこれからも、下僕くんは女王様から離れない。









「ねー、りつー。おうまさんして、おうまさん!」

「わっ、急に乗ったら危ないよ、夕希ちゃん。そ、それから僕のことも、できればパパって……」

「うごけー、うまりつー!」

「……はい」


「ちょっと、なに騒いでんの? 夕希、また律を下僕扱いして」

「りつはゆきの“げぼく”になるの」

「ダーメ。律はもうママの下僕なんだから」


「あの、二人とも。僕は下僕じゃなくて、夫と父親なんだけど……」

「あっ、律。夕希の保育園送りにいくついでにゴミ捨てお願いね。私今日検診だから」

「りつ、あしとまってるぞ。うーごーけー!」

「あはは、もうなんでもいいや……」


「夕希ちゃん、保育園いくよ。ママと赤ちゃんにいってきますは?」

「ママ、あかちゃん、いってきまーす」

「はいはい、いってらっしゃい。お行儀よくしてよね」

「うん!」


「じゃあ美夜ちゃん、いってきます。病院気をつけていってきてね」

「二人目だし大丈夫よ。心配性なんだから」

「心配ぐらいはするよ。きみがママを守ってあげるんだよー。あっ、動いた」

「当たり前のことをいうな、ですって」


「りつ、おくれちゃうよー。ゆき、さきにおりる!」

「夕希ちゃん、先にいかないで。パパは色々荷物が……」

「相変わらずどんくさいんだから」

「子どもみたくは動けないよ」


「ねえ律」

「ん?」

「大好きよ」

「……へっ? わっ、うわわわわわわわわっ!?」


 こうして下僕くんと女王様は、小さなお姫様や王子様に囲まれて、末永く幸せに暮らしましたとさ。


「りつ、かいだんからおっこった! ダサーい」


 お幸せに。






たいへん長らくお待たせをいたしました……。

『女王様と下僕くん』、ついにこれにて完結をいたしました!


次で最後だよーって予告を出してから、半年以上経っていました(;・∀・)

いやはや、時間が経つのは早いですねー。


待っててくださった皆様方、本当にありがとうございます。

このシリーズをもしかしたら初めて見たという方も、楽しんでいただけたでしょうか?


最後にセリフのみで登場するのは、夕希(ゆき)ちゃんという女の子です。

見た目はおそらく父親似。中身はそっくりそのまま女王様。

いつも下僕くんを取り合っていても、ママのことも大好きなんですよ。

今は小さいのでまだマシですが、将来は父親と好きな人限定で超絶ツンデレになることでしょう。


ちなみに赤ちゃんは男の子の設定です。

マザコンになります。お父さんは永遠のライバル状態です。

おそらく二人がもっと大きくなったら、「子どもたちが冷たい……」と誰かさんが陰で泣くと思われます。


ここまで読んでくださった皆様に、心からの感謝を込めて。

by usa



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― 新着の感想 ―
[良い点] お互いに思いあっていてその二人がとる行動どれもがにキュンキュンしました良いもの見させてもらいましたありがとうございます。
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