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第51話  かくれんぼ

【定期】YouTubeで月曜から金曜まで小説作る配信します。開始時間は13時半ぐらいからです。スリーユウで検索すれば出てきます。尚、祝日とかは休みです。

『フェリクスだー』

『なんでここにいるの』

『お昼寝してるー』


フェリクスが昼寝をしている間に、情報をくれている、いつもの小人の精霊たちがフェリクスの周りに集まっていた。


『起きてー』

『遊ぼ―』

『お菓子頂戴―』


寝ているフェリクスに対してもいつもの3人の精霊たちは容赦なく、風や水を使って起こそうとしていた。


「あーもう、また、お前たちか」


『『『フェリクス、あーそーぼ―』』』


「お前たちとはいつも遊んでいるだろうが」


今日ぐらい勘弁してくれとフェリクスは抗議の声を上げるが精霊たちは聞く耳を持ってはくれなかった。


『何して遊ぶ?』

『お話しよー』

『お菓子―』


くるくると回りながら、精霊たちは、フェリクスに遊んでくれとせがんでくる。


「今日は特に人の話を聞かないな」

「聞いてあげればいいじゃない」

「まぁ、そうなんだけどね、それじゃ、何をして欲しんだ?お前たち」


何をしても無駄だと悟ったフェリクスは改めて、いつもの小人の精霊たちと向かい合った。


『遊ぶー』

『何しようか―』

『かくれんぼでもする?』

『いいね、いいね』

『そうしようー』


簡単な話し合いが行われ、何をするのか決定したようだ。


『『『かくれんぼする』』』


「かくれんぼな、場所はここの森の中って所か」


『そう、10数えたら、開始』

『開始、開始』


「了解だ、1、2、3・・・」


フェリクスも小人の精霊たちが待ってくれなかった様に自分もすぐにカウントを始めた。


『かくれんぼだ』

『隠れる、隠れる』

『逃げろー』


フェリクスのカウントが始まったので小人の精霊たちはそれぞれ散り散りに、去って行った。


「10、めんどくさいし、すぐに見つけて終わらせよ」

「あんなに楽しんでいるんだから、少しは手加減して上げなさいよ」

「やるからには、本気でやらないとつまらないだろ、それにここはあいつらの庭なんだ、もしかしたら、本気を出しても見つけられないかもしれないぞ」

「流石に、そんなことは」

「一応、言っとくけど、あいつらのかくれんぼは、あいつらを俺が捕まえるまで終わらないからな」

「それ、鬼ごっごじゃない」

「あいつらには鬼ごっごとかかくれんぼとか、関係ないからな」

「大変そうね」

「まぁ、いつものことだし、もう慣れたよ」


フェリクスはしゃべりながら、屈伸をしていて、準備体操は終わりと言わんばかりに、精霊たちを探し始めた。


フェリクスが小人の精霊たちを探すためにスタート位置から移動した。


『ここなら大丈夫』


小人の精霊の一人はスタート位置のすぐ近くでフェリクスを見ていた。


「大丈夫じゃないぞ」


安心していたのも、つかの間、フェリクスに後ろを取られ、小人の精霊はタッチされた。


『あー見つかっちゃった』

「流石に近くすぎだな」


『ガーン』


「さて、ほかの奴らを探しますか」


見つかった小人はガクッと頭を落としながらもしっかりとフェリクスについて来た。


『ここなら見つからないかな』


小人の精霊は、小人を隠すなら小人の中とたくさんの小人の精霊がいる中に隠れていた。


「見つかります」


しかし、フェリクスの瞳にはそんな小細工は無意味だった。あっさりと見分けられた小人は直ぐにタッチされる。


「色がはっきりとわかっちゃうから、その作戦は俺には効かん」


『ガーン』


「次でラストと」


フェリクスの後ろにまた、ガクっと頭を落とした精霊が追加された。


最後の小人の精霊はただひたすらに逃げ回っていた。どんどん森の奥に進んでいく。


『ここまで逃げれば』


「残念だったな、俺から逃げるなんて10年早いよ」


しかし、簡単にフェリクスは追いつき、最後の小人の精霊にタッチしたのだった。


『ガーン』


小人が落ち込んでいる中、フェリクスたちの目の前には見知った人物がいた。


「あれ、フィリクス君?」


フェリクスは小人の精霊を追いかけて偶然にも、探索をしている3人に追いついたのだった。


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