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妖精組

妖精 養成所 その2

作者: Madder

妖精 養成所その2です。今回は天気の話…

季節の衣替えも済んだ頃、今日の妖精組は天気を変えていました。


「このところ、晴れ続きだからねっ!ちゃーんと雨も降らさないとカラカラになっちゃうよ!」


と張り切ってやってきたのは小雨とモコ。

小雨は雨担当、モコは曇り担当なので今日の天気は曇りのち雨である。


「お疲れー!!!交代しよう!」


「小雨ちゃんおはようございます。今日も元気ですわね〜」


「おはよぅ……」


と普通に挨拶したのは夜の晴れ担当の月子と消え入りそうな声で挨拶した朝の晴れ担当の小春。昼の晴れ担当の小夏はサッサと帰ったらしい。


「ここは私たちに任せて後は休んでてねっ!」


「助かるわ、最近連続で晴れさせてたからつかれたのよ。」


月子と小春は最近の晴れ続きに疲れたように首を横に振っていた。


「じゃぁ、私たちは先に帰るわね〜、じゃあね〜」


「…ばいばい。」


月子と小春は帰っていった。


「ばいばーーーい!!」


「ところでなんでモコちゃん黙ってるの?」


「小雨ちゃんがめちゃくちゃ喋るから喋るタイミングがわかんなくって…」


「あはは…ごめんごめん!次は気をつけるよ♪」


とおしゃべりを続けていた時


「あ、地上雨降ってきたみたい!!よーーし久々の仕事だからがんばるぞー!!!」


「あ、ダメだよ、そんな一気に降らしちゃ…あぁぁぁ…モコの出番なくなっちゃった…ぐすっ…」


テンションの上がった小雨により、地上は久々の豪雨となった。モコの仕事もなくなったとさ。




ここまで読んでいただきありがとうございました!あなたは、妖精組では誰が一番好きですか?また読んでいただけたら幸いです。

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― 新着の感想 ―
[一言] 今回も、ほんわかとした感じが、とても心が癒されて良かったです。天気が、このように決められていたら、とても楽しいだろうなぁ、と思います。 私的には、モコちゃんがかわいいな、と感じました。 全員…
2016/11/04 12:17 退会済み
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