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死ぬ予定なので、後悔しないようにします。  作者: 千羊
第1章 幼少期~暗闇と救済編~
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00 私の娘

ベッドに寝ている赤ん坊は可愛らしい。

この子が自分の娘だということを差し引いても可愛らしい。

くりくりした目と桃のように美味しそうなほっぺ。

一日に何度見ても何時間見続けても飽きることがない。


この子は私の天使だ。

私の世界に毎日新しい色どりを加えてくれる。


今日もこの子は私に新しい色をくれた。

その色は不思議で複雑で美しい。


私が笑うとこの子も笑う。

この子が笑うと私は幸せ。


あなたはこれからたくさん愛され、幸せにしていく。

私も、それからこれから会う人たちも。


私はもうーーないの。

だから、ずっとあなたの幸せ祈るわ。


愛しているわ、私の可愛い娘。

いつまでも何度でも何回でも囁きましょう。


愛しているわ。


だから、だから――――……。

明日は時間に間に合わないと思いますが、日付跨ぐ前に本編を更新します。

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