序章:高校進学のプレゼント
「「哲人~」」
ウザくて馴れ馴れし呼び声だ。
オレは今実家のリビングで、週刊漫画を呼びながら、高校前の最後の夏休みを満喫している。
そしてその呼び声の元は「と」の字の尾音を言いながら、リビングの入り口からオレの側に移動してきた。
「何の用う?」
平常心を持ちながら問う。
「何が欲しいものある?」
「両親の口を封じたい。」
オレは自分の願いをそのまま言っちゃった。今目の前の男女は驚くの表情を見せくれた。
認めたくないが、目の前の二人はオレの実の両親。
「お母さん~うちの息子ひど~いよ~」
「よしよし~」
おやじは自分の頭を妻の胸にぶちこみ、非常に情けない形で母さんに慰めを求め、母さんも当然のようにおやじの頭をなでなでをする。
「まぁ、さっきのは冗談だ。正直、欲しいものとかないのか?哲人。」
情けない男は一瞬で父親としての威厳を示し、そういう威厳でオレは思わず週刊読みを止まった。
「私はお父さんとすごし話した、あなたももうすぐ高校だし、何かプレゼントしようっと思って。」
この自分の息子を夏休みの時で海外にポイ捨ての夫婦はその息子に進学プレゼント!?
「何でもいい?」
自分もちょっと期待してきたぞ。
「そう!何でもいい!」
母さんは胸を叩いてながら保証する。
「でも変な能力を持つ果物とか、死神のメモ帳とかはできないよ。」
言わなくでも知ってるよ!おやじ邪魔するな!
でも欲しいものか......急に言われても思いつかないな~
「別にものじゃなくでもいいよ、昔からの願いとか。」
「でも空から美少女落ちる願いは不可能よ。」
悩む時、母さんからアドバイス、おやじはオレのツッコミを待ってる。
けど昔からの願いか......オレにとっては「青春を満喫」かな。
ロシアン、フランス、イタリアン......小学校からの夏休みは時々むやみに前の国に捨てられ、自力に夏休み期間で異国サバイバルしなければならない。お蔭で、あんまり友たちと遊ぶことはない。中学の時もコンプレックスのせいで、いい思い出は残さない。
そして、できればこのウザい夫婦から遠く避けたい。
「オレの願いは......この家から出て、寮制の学校に行きたい。」
オレの願いを聞いて、この夫婦はものすごっくがっかりの顔をした。失礼だぞ。
「そんなに変か?オレの願い......」
「変に決まってんだろう!」
おやじは大袈裟な表情と動きで答えた。
「普通の男の子なら最新のゲーム機とか妹とか欲しいだろう?」
「前半はまだ普通だけど後半はなんだ!犯罪か?」
あ、ツッコムのを我慢できなかった。
「な~に、今から母ちゃんと頑張ると、いけ......」
「もうすごいし考えてね。」
おやじの言いたいことを予想したように、母さんはおやじの口を強くふさった、だがおやじはずっと「うんん」の鳴き声をする。
「ゆっくり本を読んでね。」
母さんは強引に親父をドアの外に引きつくんだ。
結局、この夫婦は何がしたいんだ?
「これでいいの?お父さん。」
「哲人のことだし、あいつに知られたら、大人しくはしないさ、これでいいんだ。」
「でも......」
「今はあそこしか、私たちの代わりに『黄昏』からあの子を守るんだ。」
「私たちはあの子に謝るべきかもしれない。」
「さぁ......『あの時』からもう間違えったかもしれない。」
当時のオレはまた知らなっかた、これがオレの物語......
「オレの灰色人生は薔薇色に染まられた」の始まり。