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足は無いけど食物連鎖底辺を駆ける  作者: 取りつく島田もない
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グレープトレント

《進化可能種族を表示しますか?》

はい!見せてください!

《チルドレントレント:D-ランク》

《レッサートレント:Fランク》

《グレープトレント:F+ランク》

ほう、チルドレントレントのD-が最も強そうだが、、、

《種族詳細。》

ん?


《過去》

《トレントの実:G-ランク》

《チャイルドトレントが生まれる実。全く動けない。》

《皮は硬いが一段でも格上ならば容易に壊せるだろう。》

《中身はなかなか美味で、ある貴族は食べようとした時皿の上でトレントの実が発芽し襲われたと言われる。》


お、俺にはこんな過去が、、、、、


《現在》

《チャイルドトレント:G+》

《木の魔物であるトレントの発芽直後の姿。》

《どのようなトレントも通る道。》


ああ、〈種族図鑑〉のようなものが進化可能種族に見れるらしい。


《進化可能種族》

《チルドレントレント:D-ランクモンスター》

《魔弾と土の魔術師、トレントの亜種。これ以上成長できない。》

《強化魔法、状態異常付与魔法、魔弾など、使える魔法の種類と人格の数だけは多い。》

《進化は終わっているのもあり魔法の威力も高い。》

《魔弾で敵を翻弄しながらその潤沢な魔力で強化魔法を使用しての近接も熟す。》


ない。

これはマジでない。D-ならあの芋虫どもを一掃できる、などと考えた俺がバカだった。だって、

《使える魔法の種類と人格の数だけは多い。》

だぜ!?

高威力魔法連打する多重人格の木って、もう災害でしかねえよ!

ま、まあいい、いや、全くよくはないが、一旦おいておく。

次だ。


《レッサートレント:Fランク》

《下位のトレント。》

《生まれたばかりの個体よりは一段実力が上であり、魔法も威力が高い。》

《が、やはりまだ成長途中なのでそこまで強くない。》


ふんふん、今がチャイルドだから、これが順当な進化先らしい。

次!


《グレープトレント:F+ランク》

《ブドウの木の魔物。》

《レッサートレントの亜種だがその実力はレッサートレントとは一線を画す。》

《中・近距離における〈グレープボム〉の威力は通常のトレントの魔弾よりも強力とされている。》《しかし、やはりトレントで速度は遅く、この種は特に魔弾の威力が低いので逃げる事、

そして遠距離攻撃さえ持っていれば狩る事さえも容易だろう。》

《それを過信して遠距離まで飛んできた〈グレープボム〉に被弾してしまうものが後を絶たない。》

よし、決めた、これ!俺これにする!

まてよ。それより前に、、、

「絶対にチルドレントレントになるんじゃないぞ!」

「おうともよ」

「誰が選ぶんですかねえ」

「選ぶわけなんだじゃないですか」

よかった。一本でもチルドレントレントがいたら泣きながらこの群れ出て行くところだったぞ。

「おめえら、決めたか?」

グーが確認してくる。

「俺はグレープトレントにした」

グレープトレント一択だもんね。

「僕はスパイストレント」

ギーはスパイストレントにしたらしい。なんだそれ。一人一人進化可能種族が違うのか?

「ぼ、僕はレッサートレント、、、」

ガーが少し自信なさげに言う。

まあ、順当な進化先らしいし、悪いことはないだろう。

グーは、、、

「俺はレッサーマンドラゴラだ」

はあ?

「あ、共有できるらしっからすっぜ。」

きょ、共有?

「〈自己ステータス確認〉を持っているもの同士では共有ができるらしいのです。」

ああ、そう言うことか。


《スパイストレント:F+ランク》

《トウガラシの木の魔物。》

《トレント種の中でも魔弾を打つ事に長けたものが至る進化。》

《レッサートレントの亜種だがその実力はレッサートレントとは一線を画す。》

《中・近距離における〈スパイスボム〉は相手を行動不能にし、視界を遮る。》

《だが、かなりの格上でなければ〈スパイスボム〉の目潰しの効果で目を瞑るだろう。

そして目を開ければ目の前にはスパイストレントの魔弾が飛んできているだろう。》


ほう、いいな。近接と遠距離を熟しているのはいい。ギーが選ぶのも納得がいく。


《チャイルドマンドラゴラ:F+ランク》

《チャイルドトレントの中でも近接戦、魔法、魔弾を操る能力に長けたものが至る進化。》

《ほとんどの能力が同ランクのトレントよりも上で、更に近接戦に特化した種族。》

《しかし、土を操る能力は1ランク下のトレント程度。》

《魔弾を連打し得意の近接戦に持ち込む。》

《チャイルドトレントの時分に近接戦、魔弾のどちらもこなさなければならないので、

マンドラゴラ系の種族が生まれることはほとんどない。》


な、なんつう反則くせえ種族、、、

魔弾は、レッサーマジックワーム戦でバンバン撃ってたし、

レッサーマジックワームに近接でトドメさしてたな。

魔法は、〈サンド〉だな。ワーム倒さず逃げ回ってた時、

足止めの〈サンド〉使ってたのグーだしな。

まあ、ここまで条件揃えられたのも俺らがチーム組んでたおかげか。

普通ならワームに挑んだ時点で死亡確定だもんな。

さあ、みんなの種類が出揃った。

いざ、初進化!


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