表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
96/382

95

口減らし

 

 

 

「ええと、死因を聞いても?」

「はい。死因は水銀中毒です」


 ゆうに三拍ほど固まってから、面接官が問い返す。


「……水銀中毒?え?公害とかで?」

「いえ、母に盛られてたらしくて」


 再び、面接官が固まった。


「……お母さまに?」


 暗に、何故、と言う思いを隠した問いに、天使候補は自嘲を含んだ笑みを浮かべる。


「はい。通学時に水筒を持たされていたんですけれど、そこに水銀が入っていたみたいで」


 一度言葉を止めてから、天使候補は続けた。


「保険金が、欲しかったらしいです」

「保険金」

「はい。兄を大学に行かせるために、お金が必要で」

 

 

 

m(__)m

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ