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ギョウジャニンニク(イヌサフラン)
「なんで死んだん……て、あ、毒草と毒キノコ?」
「はい?」
「あ、や、さっきの子の、幼馴染さんだよなって」
「ああはい。そうですね」
頷いた天使候補は、そっか、とどこか嬉しそうに呟いた。
「あの子も天使になろうとしてるんですね。あの子、良い子でしょう?絶対受かるんだろうなぁ。一緒に天使、なれると良いなぁ」
「採用如何は今なんとも言えないから。で、つまり闇鍋の毒草と毒キノコで死んだんで合ってるんだね?」
「……イヌサフランはわかってたけど、キノコも駄目なやつだったんですね」
眉を下げてそう口にしたあとで、天使候補は口許を歪めて溜め息のように呟いた。
「ほんと、馬鹿だなぁ、なにやってんだろ」
m(__)m




