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触ってはいけない

 

 

 

「つまり」


 面接官は額を押さえて問い掛ける。


「また、ウシなんだね?」

「え?」

「いや、こっちの話。それで、まあ、知ってると思うんだけど、死因を訊くってルールなんだよね」


 面接官の問い掛けに、天使候補は頷いて言った。


「毒持ちのウミウシに、触ってしまって」

「ウミウシに」

「はい。ウミウシに。その毒で、そのまま」


 天使候補が悲しそうに目を細める。


「……あんなに可愛いのに、毒があるなんて」

「綺麗な花には棘があるものだよ」

「そうですね」

 

 

 

m(__)m

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