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51 夏といえばキャンプ 3日目

無人島生活 3日目

 それなりに整って来た。なんとかなりそうだ。しかし、気になることもある。

 1.この森は何かがおかしい?

 2.森に入った一部の者が、たまに何かを感じるらしい。


 ふむ。そろそろ西の森以外に行ってみたいですね。特に北。ワイバーンの素体が是非欲しい。通常フィールドでは見ませんからねぇ……。アメさんとトリンさんが少々辛いかもしれませんが、何もできないという事はないと思いますし。


 さて、朝食でも作りますかね。



 ……お? 誰かと思ったらクレメンティアさんですか。進化していますね。


「おはよー」

「おはようございます。昨日は随分早くから寝ていましたが、朝一進化ですか?」

「もうすぐで上がりそうだったからね」

「アルラウネですか? それともドリアードでしょうか」

「アルラウネだよー。無事エクストラなれたよへっへ……」

「エクストラ種族なんですね。アイテムではありませんよね?」

「条件進化かな。綺麗な水とか人との交流、一定以上の《木魔法》に加え、頭にあった蔓の精密操作が必須っぽい?」

「へー……ところで、何に乗っているんです?」

「……さあ? 強いて言うなら開花しそうな蕾……かな?」


 変な生き物とも、植物ともいい難い謎の物体に座っているクレメンティアさん。


「一応植物らしいよ? 移動速度は落ちるけど、これ中は全ステータス上がるの」


 本体は人ですが、肌がちょい緑。髪は若葉色、瞳は琥珀ですね。服は蔓やらが巻き付いてワイルドです。花の髪飾り付き。身長は私と同じぐらいですね。降りれば……ですけど。


「……ちょっと可愛いですね」

「だよね? ちょっと必死な感じが良いよね」


 クレメンティアさんが座っている場合、当然下のが動くわけですが……なんでしょうね……。こう……ゴマちゃん的な動きなんですよ。

 恐らく何かしらの蕾がモチーフです。花の部分が少し広がっており、そこにクレメンティアさんが座っています。問題は花部分の下……花托かたくでしたか。そこが膨らんでおり、ガク片は鞭の様に。花柄かへいなどは無く地面に。

 つまり花托が地面に付いているのですが、その花托部分……地味にフニャンとした顔っぽい模様がありまして。しかも花托には手足のような4本が、亀の尻尾みたいな感じで出ているんですよね。それで必死に動いているのが……可愛いですね。


「頭の葉っぱ部分にあった蔓がこの4本になりました。しかもこの蔓、普通に攻撃に使えます……なお、伸縮自在」

「植物モンスター感出てきましたね?」

「ねー。《縄》スキル取ったった」

「《鞭》になるんでしたか」

「うん、ポイントより経験値」


 戦闘メインの人達が順調に30台になり始めてますね……。私は少し生産に時間を回しているので、その分遅れるんですよね。それとこの種族になってから経験値ゲージの増え方が遅いんですよねぇ……。最初のゾンビが早すぎた気もしますが。


 まあそれはそうと。

 調べた感じイベントフィールドから追い出される場合、イベントで手に入ったアイテムなどをその場にばらまくようですね。つまり昨日のPK組は私達に挑むより先に1回死んでいたわけで、既にいないと……。

 アイテムが散らばっている場所があったら……ですね。


「姫様おはよー」

「おはようございます。眠そうですね?」

「そのうち目が覚める……。はいこれー頼まれてたやつ」

「助かります。これ朝食ですよ」

「ありがとー。頑張ってねぇ……」

「ええ、ありがとうございます」


 プリムラさんから弓と矢を受け取りました。北に行くなら一号を弓装備にしたいですからね。良さそうならイベント後に発注しましょう。試し撃ちです。


「姫様今日はどーする?」

「北に行きたいですね」

「素体?」

「ええ、スケさんも欲しいですよね?」

「はっは、勿論。召喚コストヤバそうだけど」

「大ですかね? 6倍?」


 えっと……30レベ台だと言っていましたね。となると300x6で1800ですか……。3倍上乗せで5400。1体でキャパシティが吹っ飛びますね……。


「そろそろ別の方向行きたかったし、俺は構わないよ」

「「行けるかなー?」」

「その鎌は鱗に阻まれませんし、トリンさんは魔法なので平気だと思います。ただ、余り高く飛びすぎないように気をつけてくださいね」

「「分かったー!」」

「北となるとどこか別のPTと行きたいねぇ……」


 確かに2PT推奨ですから別のPTを誘いたいところですね……。取り込みしても問題ないPTが良いですが、さて……。

 ミードさん達が集まっていますね……どれ。


「ミードさん、行き先決まっていますか?」

「いえ、今決めようとしているところです」

「実は北にワイバーンなどの素体を取りに行こうと思っているのですが」

「ふむ、姫様のPTと行けるなら北はありですね。どうしますか?」


 ミードさんのPTは……昨日と同じですが、増えてますね? フェアエレンさんとクレメンティアさん、更にモヒカンさんと狼の人に……キューピッドさんの6人ですね。

 フェアエレンさんがフェアリーから変わってますね? フェアエレンさんが視線に気づいてドヤーとしてる時に、狼の人が寄ってきてクンクンします。


「無臭……」

「ヒャハハ、女性の匂いを嗅ぐのは失礼だぜぇ?」

「そのなりで言うな! 公然わいせつだろぉ!」

「フルチンのマッパに言われたくねぇぜぇ?」

「人聞きの悪い事を言うな! こちとら狼だぁ! つうか流石に付いてねぇよ!」

「……本当だ、付いてませんね。流石にこの運営でもそこまで再現はしませんか」

「ちょぉ! 姫様!? 何してんの!?」

「確認ですが?」

「ギャハハハ、お前の負けだぁ」

「くそう!」


 オスの狼に付いててもいちいち気にしないとは思いますけどねぇ? 大人の事情か何かでしょうか。

 自己紹介は他の人からによる『駄犬』という一言で終わりました。駄犬さんです。寝そべった状態で両前足を頭に乗せていますね。


「うん、そんな格好しても中身が残念すぎて可愛くないから、諦めな?」

「姫様ならきっと!」


 チラッチラッしてきますが、スルーしてキューピッドさんに話しかけます。


「お久しぶりですね」

「おひさしー。教会以来?」

「シクシクシク……」

「そうですね。ミードさんのPTに入れて貰ったんですね?」

「丁度タイミングが合ったもんで。まあ……偏ってるけど……」


 長弓に短弓、純魔、アルラウネ、狼、短剣ですか。改めて流し見た感じ、これあれですかね。


「もしかして、タンクはクレメンティアさんですか?」

「必要ならそうなるかなー?」

「今までは?」

「バインドからのボッコ!」

「フロンスと……シャドウですか?」

「はい。場合によっては空のエレンにタゲを考えていますが、火力はあるので今のところバインドで十分ですね」


 まあ、ぶっちゃけ全員アタッカーですよねこのPT。クレメンティアさんが若干搦め手側ですが……まあ、合同で北に行く分には頼もしいでしょう。そして駄犬さんは《影魔法》も使えると……。毛並みが黒いので闇系かと思いましたが、合ってそうですね。


「それで、フェアエレンさんは何になったのです?」

「雷の妖精! エクレーシーになったのだ!」

「何やらバチバチしているのはそれですか」

「フェアリーより飛行スピードが上がったんだけど、制御が難しくなったよ……」

「そういう方向ですか」

「でも複合系でも変化するってのが分かったから収穫だね!」

「変化の特性と複合条件を考えると……最速30レベですかね?」

「んー……フェイなら純魔だろうから、多分20行けるかも。1陣は《高等魔法技能》の発見が遅かったからねぇ……」


 今は入手法も公開されているので、狙えば20までに行けなくもない……ですか。そう言えば第二エリア行った頃は20レベ行ってませんでしたねぇ。

 フェアエレンさんは風、水、土の3属性を持っていたようです。嵐、木、雷の複合があることになりますね。全て取っているかは知りませんが。


 まあ、11人でぞろぞろ北へ向かいます。11人いるのに人類2人だけですね? エルフのミードさんと、人間のモヒカンさん。後は皆人外種。ゾンビ、スケルトン、リビングアーマー、レイス、フェイ、セクシーダイコン、ウルフ、エンジェルですか。面白いぐらいにバラバラですね。ツリーと言う意味ではレイスが3人ですけど。


「あ、一応言いますがキューピッドさん。我々に回復は不要なので」

「ああ、うん。おっけおっけ」

「注意するのはそれぐらいでしょうか?」

「致命的な問題はそれぐらいかなー?」

「戦闘に関しては……ポジションが余り被らなそうなので、良いでしょう」

「これだけいて被らないのもどうなんだ?」

「同じアタッカーでもそもそも種が違うから……」


 空は4人で遊撃1、弓1、魔法2。残りは地上でタンク1、遊撃2、弓1、魔法3。戦場自体は広いので、広がれば射線が被ったりしないでしょう。

 あ、野生のラプターが! ……逃げていきましたね。アクティブ条件にPT人数が入っているのでしょうか。


「中々リアルな行動で面白いよねー。狩る分には面倒だけど……」

「サバイバルが題材だから、狩りも頑張れよって事だろうねぇ」

「私は実に楽しめていますよ。良い狩人生活です」

「本来狼は群れで狩りするんだけどぉ? 俺のつがいは? ねぇ、番は?」

「ヒャハハハ、おひとりさまだぁ」


 ミードさんは元々そっち系のプレイスタイルなので、むしろ今の方が一致しているわけですか。駄犬さんは1人でただの追い掛けっこが始まると。番は……まあ、頑張って下さい。



 さて、北側は森ではなく岩場と山になります。

 チラホラと岩場に見えるのがリザーダインでしょう。ワイバーンは山の方ですね。今回の目的はリザーダインとワイバーンの取り込み後、普通に狩りでしょうか。戦えるなら一番美味しいのは北らしいですからね。


「おー……予想よりでかいねぇ。ラプターが食われてら」

「ラプターがまあ、俺達ぐらいとして……なるほど4メートル。でけぇな!」

「あれ……下手したら特大判定では?」

「召喚コスト6倍じゃ足りないかもねー?」

「まあ……実際取り込めば分かりますか。殺りましょう」


 セシルさんと狩りに行ったトモから、ある程度情報を仕入れておきました。まあ、意味的には狩り後の雑談だったのですが。

 リザーダインのパターンはそう多くないようですが、注意する点はあるようで。まず基本となる噛み付きが物凄く強い。噛みつかれないように防ぐ必要あり。後は尻尾によるなぎ払い。これは予備動作が大きいので分かりやすいそうですが、でかいだけあって範囲が広く、大盾じゃないとノックバックもする。

 更に亜竜と言うだけあって、HP半分以下で扇状放射型のブレスを使用してくるとか。


「後はアルフさん。ピラーを使ってくるそうなので範囲から出てくださいね」

「了解」

「上にも判定があるので、飛行組は突っ込まないように」

「「分かったー!」」

「後は……マインを使ってくるそうなので、同じく突っ込まないように」

「ピラーにマインって事は……マジミサも来る系?」

「ですね。大人しく防ぐか弾くか推奨です」

「うへぇ」


 フェアエレンさんが渋い顔していますが、中速高誘導低威力のマジックミサイル。避けようと頑張るよりさっさと防ぐか弾くかして、その分攻撃した方が良いそうですね。サラマンダーとかでもない限りは即死する事はないだろう……だそうで。

 ただしピラーから逃げずに全当たりや、マインに突っ込むなどした場合下手したら死ぬそうです。丸見えだからこその超高威力魔法ですね。Mobならまだしもプレイヤーで律儀にピラー全当たりする人はいないでしょう。

 固まっているとエクスプロージョンが来るようで、魔法の選択は中々優秀らしいですね。


「では私が釣りましょう」

「分かりました」


 長弓であるミードさんからソコソコ離れアルフさんがスタンバイ。そのアルフさんが中心になるように、皆散開して待機します。私もいつも通りアルフさんを先頭にした三角陣形だと巻き込まれるので、後ろより横側に距離を取りましょう。

 ミードさんが【メテオシュート】により上空へ撃ち込み、すぐに【マグナムショット】を構え、弓とは思えない音と共に発射。メテオの様に降ってきた矢と、マグナムによる物理法則? な直線に飛んだ矢が直撃します。


「でかいので楽ですね。おっと……」


 ミードさんによって釣られたリザーダインがこちらへ走りながら、3本の【アクアランス】をミードさんへ。距離があるので難なく回避。

 【アピール】範囲に入り次第アルフさんがヘイトを稼ぎます。盾を地面に置き左足で下を、右手で上を抑えガン待ち状態で突進を受け止め……さあ、戦闘です。


「「うひゃー! でっかーい!」」

「ヘイトに気をつけて背中を攻撃して下さい」

「「いえっさー!」」

「相手が女性の場合はサーではなくマダムなので、イエスマーム。またはマムにしましょう」

「「いえすまーむ!」」

「よろしい」


 こういう遊び中の何気ない事によって言葉を覚えるんですよねー。

 まあそれはそうと、私も魔法攻撃を始めます。鍛えたいのもありますが、リキャストの問題もあり、光と闇交互ですね。


「2PTでこれかー」

「ヒャハハハ、しぶといなぁ?」

「おりゃー! 【トニトルスピラー】」

「ふむ、私もピラーを使った方が良さそうですね」


 バチバチした光の柱がリザーダインの体の1部を飲み込み、中々のダメージを与えています。そう言えば、複合属性のダメージ補正知りませんね。検証具合はどうなのでしょうか。終わったらフェアエレンさんに聞いてみましょう。


「【ソーングレイブ】……おほーっ!」

「ダメージエグない? 【フロンスランス】……おほっ……これは……!」


 何やらクレメンティアさんとフェアエレンさんのテンションがおかしいですが、《木魔法》がヤバいダメージ叩き出していますね……。


 アルフさんの足元に青い魔法陣が出現し、水柱が上がりました。《水流魔法》による【メーアピラー】ですね。1ヒットして出てきました。


「いってぇ!」

「【ダークヒール】」

「さんきゅー」


 魔法陣が出て1秒後から柱出現のダメージ判定発生。7秒継続6ヒットですね。中心から2秒で出てきたのですから十分でしょう。MP効率で考えると3ヒットぐらいから良いらしいですね?


 リザーダインが1歩下がる動作をしました。なお、丁度駄犬さんが攻撃しに突っ込んでいる最中な模様。


「尻尾が来ます」

「ちょっ」

「ギャハハハ! 気合で避けなぁ!」

「あーっ!」


 体全体を使った豪快なフルスイングが、防御体勢なアルフさんの大盾に当たり轟音を響かせます。駄犬さんは見事……避けきれずホームランされました。

 ジャンプで避けきれず良い感じに上の方に当たった結果、ホームラン。尻尾もかなりの太さとは言え……なぜ自分から太い方に飛んだのでしょう……。


「【ハイヒール】」

「あざーす! おっふぅ……回復来なかったら落下ダメージで死んでたわ……」

「ほんと駄犬……なんで太い方に飛んだし……」

「いや、うん。なんでだろうな? 外側にジャンプするべきだわな」

「ヒャハハハ! 気ぃつけろよぉ? スピード出るんだから余計だぜぇ?」

「おう。すまねぇすまねぇ」


 狼なのでスピードは出ますからねぇ……。あの動きは確実に《疾風迅雷》を持っていますね。最高速度は変わりませんが、加速が早くなります。2秒ほどで最高速になる……つまりチーターですね。今のところウルフ系と馬系が取れます。

 問題は方向転換がしづらくなり……車は急には止まれない状態になるそうですが。体重差的にも、ダンプに軽が突っ込んだ状態で被ダメが跳ね上がりますね。

 《聖魔法》を持っているキューピッドさんに回復されているので、任せてこちらは攻撃を続けましょう。


「半分切るぞー!」

「トリプルがヘキサになるので気をつけてくださいね」

「「ヘキサって何個ー?」」

「ああ、6個ですよ」

「「6個かー!」」


 地上や空中にランダムで6個の【メーアマイン】が出現しました。見た目的にはただ水色の球体ですね。当たると爆発するらしいです。


「ヒャハハっとぉ! あぶねぇあぶねぇ。突っ込むところだったぜぇ!」

「あーっぶないっ!」

「おわーっ!」


 モヒカンさん、フェアエレンさん、駄犬さんと遊撃組が突っ込みそうになってますね。アメさんは相手が遥かに格上なので、慎重に行動していますね。

 む、口に魔力が集まってますね?


「アルフさん、ブレスが来るかもしれません」

「お、まじ?」

「口に魔力が集まってるねー? 《高位不死者》の魔力視便利だー」

「【ハイシールド・水】」


 付与の2次魔法ですか。キューピッドさんの魔法でアルフさんの体に青い渦が巻き付くエフェクトが入り、青い盾のアイコンが付きました。

 リザーダインの口に集まっている魔力が変換され、口に水のエフェクトが発生します。ブレス確定ですね。

 《死霊秘法》の【フォーストゥコンバート】は下僕専用ではないのですよね。アルフさんの余っているMPをHPに強制変換させましょう。


「アルフさんMP使いますよ?」

「よろしく!」

「【フォーストゥコンバート】」

「アルフー。地面に気をつけろよー」

「ああ、そうか。分かった」


 手足をガッチリ踏みしめ発射体勢になったので、アルフさんは防御体勢へ。私とスケさんは【ダークヒール】の詠唱を始めておきます。

 アルフさんに向かって扇状に広がる水の激流が襲いかかります。三角陣形がダメなのはこのブレスのせいですね。扇状なので全員巻き込まれる事になります。

 そしてアルフさんに【ダークヒール】を飛ばしますが、余裕がありましたね。【ハイシールド】による同属性化と【フォーストゥコンバート】が効いてましたか。


「どっちに動く?」

「アルフさんに合わせるので、好きな方に」

「あいよ」


 ブレスが終わった後の地面は軽く抉れ、ビチャビチャになっています。足場が悪いのでアルフさんが移動。余裕のあるこちらが合わせます。

 このイベントフィールド、どうも攻撃が地形に反映されるようなんですよ。座標指定型爆発系魔法の【エクスプロージョン】を地面に撃つと、そこそこ抉れるようで。一定時間後に自動修復されますが、修復は戦闘終了後からなので注意が必要。

 メインフィールドはそんな事無いので、このイベントフィールド専用仕様でしょう。基本的には自分達で自爆するか、北の亜竜と戦わない限り実感は薄いとか。


「スケさんはブレス来ても攻撃継続で」

「おっけー」


 ブレスはディレイがそこそこ長いようなので1人で十分ですね。まあ、連発されたら堪らないのですが。


 その後もブレスを2回ほど使って来ましたが無事に倒せました。


「ふー……強かったな」

「だねー。体力多いのなんの」

「体力の種族補正がヤバいんだろうなー。サイズもでかかったしー?」

「これは確かに美味しいですね。今日は亜竜狩りですか?」

「ええ、是非それで」

「スケさん、先に取り込んじゃって下さい」

「よしきた」


 取り込み時増加キャパシティは12。(30x10)x8が基本コストだそうで。2400ですかー……3倍召喚すると7200とか、私足りませんね。


「あれ? なんか特殊だぞー?」

「何が違うんです?」

「上乗せが7倍までできるけど、1体しか召喚できないっぽい?」

「3倍ですらキャパシティが足りてないと言うのに……1万6000ですか」

「1万6800だね……余裕で足りんわー」


 サイズで召喚可能数が決まっているようですね。5体全て特大でPT埋めはさせてくれないと……。私の方ではそこまで見れないので、特大を取り込めば分かるのでしょう。


「さあ来るのだ!」

「「なんかでかいー?」」

「確かに……」

「召喚体による個体差の違いでは? 微妙に違うらしいですから」

「同じ種族でも差があるらしいねー!」

「うははは! 流石僕の子! パッシブの召喚体強化の影響かもしれないけど!」

「ああ、なるほど。リッチのパッシブですか」


 北上しながら道中にいるリザーダインを倒して行きます。勿論取り込ませて貰いました。

 30なら《腐乱体》が無くなるようで、ゾンビタイプで召喚されたスケさんのリザーダインをサブタンクとして加えます。これにより敵の動きをかなり制限できたので、結構楽になりましたね。


 取り込んで分かったのですが、竜種と亜竜で召喚条件が違うようです。


 竜は9倍まで上乗せ可能で、2枠消費の上限1。

 サイズ特大は7倍まで上乗せ可能で上限1。亜竜はここ。

 サイズ大は5倍まで上乗せ可能で上限3。

 他が今まで通り3倍まで上乗せ可能で、上限はPT枠まで。


 本では純血、混血、亜竜だと書いてありましたが……本を鵜呑みにするのはやめた方が良さそうですかねぇ……? 純血が竜、他亜竜なのか……純血と混血が竜で、亜竜だけハブなのか。

 《死霊秘法》のこれだけでは判断できかねますが……よく考えてみると、生物最強種の生態を人類が正確に調べられるなんて思いませんし。血液取ってDNAを……なんてのもあり得ないでしょうからね。

 今人類ではこう思って……こう分類してるよ! 程度だと思って良さそうですね。


 それはそうと。

 キャパシティさえあるなら竜と特大、大3と自分のフルPTが可能になるわけです。必要なコスト? えー……100レベ素体だとすると初期コストで3万6000ですかね。竜の初期コストだけで(100x10)x10で1万持ってかれます。フルカスタムしたら竜1体でM単位になりますね。まあ、遠い未来の話です。


 私はまだ召喚できないので、特に変更はなしです。


「ところでフェアエレンさん」

「なにー?」

「複合魔法って弱点判定どうなってるんです?」

「んー……まだ検証が不十分だけど、増加分のみ計算されてる……っぽい?」

「弱点のみ優先されると?」

「うん。後は発生する状態異常が複合側の凍結やら麻痺が付く」


 ふむ……つまり、水のリザーダインには土系統が入っていれば良いのですか。土または大地。複合なら岩漿、木、雷でしたかね。

 これから戦うワイバーンは火なので水ですか。氷か嵐、更に木……? 水分含んでいる木でも流石に火は辛いんじゃないですかねぇ……?


「まだ属性持ちの敵が全然だから、検証も進まなくてねー」

「メインフィールドだと……水と闇ぐらいですか?」

「そうなんだよー」


 南の海にいる水系と、旧大神殿エリアや不死者組の種族スタート地点の闇ぐらいですか。確かに、まだ属性持ちが少ないですね。



「さて皆さん。ワイバーンですが、本来は落とさないと話にならないようです」

「俺らは4人飛べるけど……双子はまだきついか」

「「空中戦は無理ー!」」

「だよな」


 レベル差あるし、霊体系は飛行速度自体が別段速いわけではないので、ドッグファイトは辛いでしょうね。


「ブレスが火になるので、クレメンティアさんは焼かれないように」

「うへぇー」

「翼を潰せば良いんですよね?」

「はい。落とすまでが大変で、落としてしまえばリザーダインの方が強いとか言ってましたね」

「飛竜が飛べなくなったら……なぁ……」

「稀にリザーダインと2タゲ状態になるそうですから、地上も多少注意を」

「「周り見とくねー!」」

「お願いしますね」


 空から見てくれるなら多少楽ですね。2人に頑張って貰いましょう。


 ワイバーンの行動パターンは基本的に、空からの火系魔法による攻撃です。ただ、一番強い攻撃は『高い高ーい』だそうですけど。どんな攻撃かと言えば、掴んで飛んで落とすだけですよ。最強の武器は地面。


「ヒャッハー! トビトカゲ狩りだぁ!」

「「ヒャッハー!」」

「……やべぇな。子供に悪影響与えそうだ。少し封印するか? いやしかし……」


 んふっふふっ……モヒカンさんが良心と戦ってますね……。


「姫様を真似する事を祈ろう、うん。ヒャハハハ!」

「さらば良心……」


 フリーのワイバーンは……あれですかね。索敵範囲はかなり広いとか言ってましたが……あ、来ますね。


「一号、飛んでいる間はなるべく翼を狙うように」

「カクン」


 飛んできた【ファイアランス】を散開しつつ避けまして、戦闘開始です。

 アルフさんが【アピール】で釣りつつ、遠距離組が翼を狙います。


「【エアロフラック】」

「【ウェントスランス】」

「【ノクスマジックミサイル】」

「【グラウィタス】……流石に落ちませんか」

「多少動きは悪くなってるかな? 飛行方法によって効果が違うとかー? ワイバーンは完全に魔法で飛んでるよね」

「なるほど、一理ありますね」


 なるべく体重を軽くして飛んでる鳥系と、そんなの関係ねぇが如く魔法で飛ぶ竜種ですかね。前者は多少の体重変化で落ちるでしょうが後者は……。

 いまいちこう、コストの割りに使えませんね……《空間魔法》は。


 弓の3人から放たれる緑色の光はワイバーンの近くで爆発し、良い感じに翼にダメージを与えていきます。一号の弓がたまにあらぬ方向へ飛んでいますが、初使用なので仕方ありません。そのうち慣れるでしょう。

 フェアエレンさんは飛行スピードを活かし、背後から翼へゼロ距離で魔法を撃ってますね……。


「魔法が当たらない? 当たる距離まで行けばいいよねー。はははは!」

「おりゃー!」

「偏差難しいなー!」

「【フロンスランス】……んー? やっぱ微妙? 【メーアマジックミサイル】」


 アメさんとトリンさんも頑張っていますね……。

 クレメンティアさんは属性的に見れば《木魔法》で良いと思うのですが、どうもダメージの伸びが微妙な模様。マジミサがワイバーンに襲いかかり、【フロンスランス】より大きなダメージを与えます。


「んー……水と土以外にも、植物って判定がありそうだなぁ。大人しく水かな」


 威力が低いはずのマジミサが、威力重視のランスに勝っているので何かしらあるのでしょうね。クレメンティアさんは《木魔法》から《水魔法》に切り替えます。

 フェアエレンさんは《嵐魔法》で、私達は闇ですね。


「ヒャハハハ! 降りてこないとやることねぇぜー!」

「モヒカン魔法は?」

「汚物は消毒だぁ!」

「……火か。他は無いん?」

「風だぁ! 火に風は効かねぇ! 詰んでるぜぇ! ギャハハハ!」

「ああ、《灼熱魔法》な……」

「ヒヒヒ、早く降りて来いよぉ……」

「おいそのなりで短剣ペロペロすんなぁ! 絵面ヤベェからよぉ!」

「キタァ! ヒヘヘヘ、新鮮な肉だぁ!」

「RPキマリ過ぎててガチやべぇやつで草」


 ……楽しそうですね。

 落ちてきたワイバーンを押さえ込みます。確実に翼を潰して2度と飛べないようにしてやりましょう。

 翼を削り切れずに体力が減ってしまうと、空中からブレスが来るらしくかなり厄介なそうですが、このPTだと全然余裕ですね。


 降りた事で尻尾を振って攻撃してきますが、アルフさんの大盾に阻まれます。


「囲みすぎるとバーストが来るので気をつけて下さい」

「おっと、そうだった」


 ワイバーンはリザーダインよりも上です。よって、使ってくる魔法もリザーダインより多かったり。

 赤い光線である【フレイムレイ】がアルフさんを盾ごと貫き、貫通しているエフェクトを残して消えました。


「うぉお! これがレイか!」

「「【ダークヒール】」」

「今度はマインか。地上は地上で使う魔法が増えるなぁ」

「属性あった方が良さそうだね? 【ハイシールド・火】」

「魔法防御に関してはぶっちゃけ俺以外の方が高いからなぁ……」


 ワイバーンの変わっているところはもう1つ。ヘイト値1番以外にも魔法による攻撃をし始める。ランダムか分からないが、2番目と3番目に攻撃をするんだとか。条件は体力が半分以下なので、ブレス解禁と同時ですね。


「お、そろそろブレス来るぞー。後ろ立つなよー」

「ういーす」


 体力は半分以下になり、パターンが少し変わります。

 ワイバーンが出した【フレイムマジックミサイル】の6個中3個がアルフさん、2個がミードさん、1個がフェアエレンさんに向かって行きます。


「うぇあー!? 火はダメだってー! ダメなのか? 複合で攻撃時は増加分が優先されてるけど逆は……検証するにはリスクが高すぎるか。【メーアウォール】」


 アルフさんは避けようとするだけ無駄なので見向きもせず受け、ミードさんは弓で打ち抜き、フェアエレンさんは低空飛行からの自分の後ろに壁を出して防ぐと。

 ミードさんの弓も大概あれでは? まあ……結構ヘイトは変動していますね。レベル的にもアメさんとトリンさんは仕方ないとして……。争っているのは私とミードさん、フェアエレンさんにクレメンティアさんですかね。

 近接の駄犬さんとモヒカンさんは攻撃頻度の問題ですね。張り付きすぎると【ファイアバースト】されますし。

 スケさんとキューピッドさんは調整してますね? 攻撃されると対処が面倒だからでしょう。


「おっと……【ロイヤルアンチマジック】」

「2発弾けるのね……」

「このタイミングなら1回のアーツ時間中で捌けますね」


 私はスキルによるアシストを減らして効果時間を伸ばし、クールタイムを短くするカスタムです。弾く際のアシストが弱いですが、ダイブ式でオートと言うのも味気ないでしょう。装備の効果もあるので、このカスタムが実に良いですね。


「シールド切れそう」

「おっけー。【ハイシールド・火】」

「あ、ブレス来ますね」

「うん、来るねー」


 口に魔力が集まり、しばらくすると火のエフェクトが現れ、アルフさんに向けて放たれます。


「「【ダークヒール】」」

「属性合わせないと6割ぐらい持っていかれそうですね?」

「腐っても竜のブレスだ。ハハハハ」

「分かってても炎に包まれるのなんとも言えないなぁ……」

「「頑張れタンク!」」

「ハッハ、任せたまえ! ふぅん!」


 隙あらば片手で両手剣を振り下ろすアルフさん。鈍い音と共にワイバーンの頭に直撃し、怯みモーションが入りました。

 それを逃さず駄犬さんとモヒカンさん、アメさんが攻撃。空いてる部分に魔法やら矢が当たります。

 ワイバーンからの反撃ランスを弾きます。


「おっと……リザーダインより魔法の使用頻度が高いですね」

「肉弾戦苦手だろうからねー? 魔法寄りステなんでしょ」

「確かにそうですね」


 その後特に乱入が来る事もなく、無事に討伐。



〈《高等魔法技能》がレベル25になりました〉

〈《高等魔法技能》の【四重詠唱クアッドスペル】が強化されました〉



 【五重詠唱ペンタスペル】になっていますね。

 同じ魔法が5つまで同時発動できるようになりました。ワイバーン達が使っている1個下です。レベル30で6個になるでしょう。


 ワイバーンもリザーダインと同じコストだそうで。スケさんに強力な航空戦力の追加ですね。是非頑張って貰いましょう。

 さあ、引き続き狩りしましょう。



 日暮れが近くなったので撤退します。


「早速今回のお肉をステーキにしましょうか」

「ステーキ! 早く帰ろう!」

「ギャハハハ! 落ち着けぇ駄犬。まだリザーダインの範囲だぜぇ」


 進行方向のは倒して、外れているのはスルーして帰路につきます。後は帰ったら料理して3日目終わりかと思ったのですが、そうもいかないようで。


『たいちょー! そうたいちょーう! ユニオンに帰還命令を!』

『何事ですか?』

『中央に敵襲だぁ! クエスト見てくれー!』


無人島生活 3日目

 それなりに整って来た。なんとかなりそうだ。しかし、気になることもある。

 1.この森は何かがおかしい?

 2.森に入った一部の者がたまに視線を感じると言う。

 3.拠点がピンチだ。島中央にて、東から西へ向かう植物モンスターを撃退せよ。


 まじですか。


『総隊長から各隊長へ。クエストを確認して下さい。寝床のピンチです。できるだけ急ぎ帰還を。爽やかな朝を迎えるためには排除せねばなりません。良いですか市民、7時間睡眠は義務ですよ』

『了解であります! ウルトラバイオレット様!』

「思ったより知ってる人がいましたね……最初もトラブルシューターと言うべきでしたでしょうか……まあ、帰りましょう」

「さっさとけーるべ」


 リザーダインをスルーして真っ直ぐ中央へ帰ってくると、見事に戦場でした。


「お、きたきた」

「お待たせしました」

「敵はプランテラミートチョッパーっていう食虫植物ってか、食人木と言うか」

「挽肉製造……植物でしょうかね? 随分物騒な」

「とりあえず火に弱い。水と土はダメだな」


 生産組なエルツさんと合流し、情報を貰います。リーナやトモなどは既に前線ですか。


「では我々も前線に行ってきます」

「分かりました」

「ヒヘヘヘ! 汚物は消毒だぁ!」


 ミードさんPTも前線に突っ込んでいきました。私達も行きますかね。


 葉の無い枯木ですが、中々不気味なうねり方をしており、鞭のように攻撃して来るようですね。数自体はそんな多くない? しかし1体が結構大きくしぶといと。

 スケさんはリザーダインにするようなので、私は一号と二号をアウルにして《火炎魔法》を持たせましょうか。放火させていれば良いでしょう。


「あらターシャ、来たのね」

「調子はどうですかエリー」

「打撃がそこそこ通るようだから、まあまあね」

「打撃は無いので、ひたすら魔法ですかねぇ……ではまた後で」

「ええ、また後で」


 ドリーさんがめっちゃインファイトしてますね……。まあ、格闘系は打撃なので丁度良いのでしょうけど……。アビーは少し後ろで人形操作に集中しているようで。

 私も稼がせてもらいましょう。



 ……ふむ、もうすぐ終わりそうですね。急だったのでバタバタしましたが、敵自体はそれほどでもないようで。そこらに【ライト】による照明が浮いています。

 もうすることも無さそうなので、料理に切り替えますかねぇ……。ステーキ作りましょう。



〈《料理人》がレベル20になりました。スキルポイントを『1』入手〉

〈《料理人》の【食材目利き】を取得しました〉



【食材目利き】

 食材系の品質を1段階上昇させるパッシブアーツ。《目利き》と重複する。


 ほほう……これは良いですね。

 あ、しまった。少し焦げた。ワイバーンとリザーダインのお肉は高レベルですから、結構難しいですね……。


「お姉ちゃん肉ー!」

「終わった?」

「うん、終わった」

「侵食とかされてた?」

「今見てるっぽいけど、そんな事はなさそう?」

「ふむぅ……」


 焦げたのは自分で食べましょうかね……。

 クレメンティアさんが来たので、料理を配りながら話を聞きます。


「特に侵食とか云々は無かったよー」

「んー……純粋な植物系モンスターですか?」

「そうだと思う」

「さて、東から西と言うのに何かあるんですかねぇ? 相変わらず《直感》が西の森方面で発動してましたし……」

「なんだろうねー? 北が美味しいから狩りに行きたいのは北なんだけど、森の調査が必要かなぁ……」

「そーですね……。明日起きたら考えましょう」


 明日でイベント半分ですか。そろそろ何かしらありそうですね。明日のクエスト内容見て考えましょうか。


「プリムラちゃんよー。アトラトルって知ってるかぁー?」

「アトラトルー……?」

「スピアスロアーとか投槍器って言う物さぁ。作れねーかね?」

「んー、調べてみるー」

「ヒヘヘ、頼んだぜぇ」


 モヒカンさん《投擲》もあるとか言ってましたね。アトラトルですか……確かに、ワイバーンとか考えるとあった方が良いのでしょうね。


 今日の収穫は魔法の調味料セットの4が手に入り、6も貰えました。後は1、3、5ですね。どうもエリアで出る番号が決まっている予感です。


「そーだ、お姉ちゃん」

「ん?」

「なんかね、女生主おんななまぬし的な姫ってかアイドル? がいるっぽいよ」

「なるほど……?」

「2陣ではそこそこ有名らしい? 1陣で姫様って言えばお姉ちゃんだけど、2陣で姫って言うとそっちになる可能性もあるっぽいねー」

「私は種族由来なんだけどねぇ……?」

「関係あるかは分からないけど、同じ姫系統とか思ったんじゃない?」

「姫様って呼ばれてるからそっち系とでも勘違いして来たと?」

「ハハハハ、うちの姫様超武闘派だから」

『うんうん』

「……情報収集が疎かだった新人PKに変わりはありませんか」


 今日一緒したミードさんPTに料理を回したら他の欲しい人達にばら撒き、多少情報交換混じりの雑談を済ませたら就寝です。

 明日の事は明日考えましょう。おやすみなさい。


フェアエレン「おほっ……これは……!」

???「君にお気に入りのパンツをあげよう」

大体あの顔なイメージ。これでピンとこない人はそのままにしておこう。


クレメンティアの下の謎生物は、ECOのクジラ岩にいる植物系のあれがイメージ。


女生主おんななまぬしについて。

生主とは、生放送をしている人を指す。つまりゲストとかではなく、放送している人の事。

つまり女生主とは、女性の放送している人の事である。

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なんだろう? ディスガイアっぽいアルラウネ? なぜ自分から太い方に > 根元に近い方が速度が遅いから、ある意味理に適ってる。外周部なら最速になるし。ただ、質量の関係で衝撃力に差がない可能性がある、か…
[気になる点] 数時間で2週間なんだよね?つまり50倍位の時間加速している。 それを生放送?見てる人は、早送りを見ている感じってこと? 生放送はなしで、終了後、編集したのをアップのほうが無理ないと思う…
[一言] ヒャッハーさんが楽しそうでなによりです 冒険者はレッド市民だったのか…
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