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虚構世界の弓使い  作者: 釜飯より生まれし男
17/17

瀬奈と咲

これにて終了です!ご愛読ありがとうございました!

「行ってきまーす」


親にそう言って家を出る。いつもと同じ時間、いつもと同じ制服、いつもと同じ通学路。けど一つだけいつもと違うことがある。


それはーーー


「おはよう、瀬奈」


「うん、おはよう、咲」


そう、今日からは彼女が隣にいるのだ。咲と友達になって話してくうちに彼女の家が自分の家に近いことが分かったのだ。なのでこうして一緒に登校することにしたのである。


「いや〜私の家って他の友達と逆方向にあるから誰かと一緒に登校する機会ってなかなか無かったんだよね〜」


「ちなみに私は初めてよ」


「ふふ、そうだったね。瀬奈の初めてもらっちゃったね」


「変な言い方しないでよ……」


自然と笑みがこぼれる。誰かと一緒に何かをすることがこれほど楽しいことに気づいたのだ。瀬奈は幸せの真っ只中だった。


「ところで瀬奈、私以外にも友達作らないとダメだよ?今日私の友達を紹介するからさ」


「うーん、それは嬉しいんだけど……また両親が大騒ぎしそうね」


「またって……私の時にも大騒ぎしたの?」


「『とうとう瀬奈に友達が出来たーーー‼︎』って泣きながら騒いで……赤飯作る始末よ」


「ははは…まぁ気持ちは分かるけど……そしたら今度はどんなお祝いしてくれるかね?」


「あんまり想像したくないわ……」


そんな他愛もない話をしながら学校へ向かう。


「そうだ瀬奈!今日私の友達と一緒にアナディンやろうよ!その方が早く仲良くなれるよ!」


「わかったわ……この姿なき弓兵さんに任せなさい」


「ノリノリだね瀬奈〜。よーし、そうと決まれば早速学校へ行って瀬奈を紹介しないと!」


「あ、まってよ咲!」


突然走り出した咲を瀬奈は追いかける。走りながら瀬奈はこれから先のことを考える。咲の紹介してくれる子と自分は仲良くなれるのだろうか?ひょっとたら嫌われてしまうかもしれない。

そんな不安な考えはすぐに頭から消えた。


(大丈夫。きっとなんとかなる。だって私には咲がついているんだから!)



瀬奈は走る。まだ見ぬ未来に想いを馳せながらーーーー






虚構世界の弓使い どうでしたか?

私としてはまぁ取り敢えず完結できてよかったというのが感想です。

設定をいろいろ決めたは良いものの結局使わず仕舞いだったり、あと瀬奈をちょっと強くしすぎましたね。話を広げられなくなってしまったんです。


1話ごとの話が短いのも欠点ですね。

この最終回もかなり短いです。反省しています。


最後もあんな言葉じゃなくて、もっとオリジナリティあふれる言葉で締めたかったんですけど今の私にはこれが限界です。


初作品ということでいろいろと勉強させてもらいました。感想で指摘してくださった方にはとても感謝しています。


次回作は設定や登場人物自体は決まってるんですけど長期連載を目標にしているのでいつぐらいから始めるかは予定していません。


もし私の作品を見かけたらその時はまたよろしくお願いします。


最後になりますが、ブックマーク、感想、評価してくださった方々、心よりお礼申し上げます。

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