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日暮れ

「…ん」


謎の寒さで目を覚ました。

辺りは暗く、鬱蒼とした木々がざわざわと鳴いている。


あの後、眠っちゃったんだ。

そんなことをぼんやりと考える。すっかり暗くなってしまったこの森から果たして出られるだろうか。

まぁ、それでも心配をかけたくはないし、早く帰らなければならないのだけれど。


まだ少しふらつくが、大丈夫だろう。

ゆっくりと立ち上がり、辺りを見回す。確か、向こうから来たはず…


この暗い森では、月明かりだけが頼りだ。今日は晴れていてよかった。

木々の間を通り抜け、少しづつ進んでいく。暗闇で光る獣たちの目は恐ろしいけれど、それでも今日のリアは怖気づくことはなかった。


何か不思議な力でも働いているのだろうか。驚くほど順調に進んでいく。


「上手く行き過ぎて、ちょっと不気味…」


絶対この先、何かありそう。



「…あれ?」

そんなリアの考えとは裏腹にあっさりと迷いの森から抜け出すことが出来たのだった。

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