宗教なんて道具ですよ、偉い人にはそれが判らないんです
生産力の向上が戦争を生みだし、それによって集団が統合されて国になっていくのですが、生き残る国には必要なものがあります。
思想や宗教による意識の一致と、優れた知性による支配階層の抑制ですね。
世界人口70億人の頃の話ですが、世界の穀物生産力は120億人分と計算されていました。世界が飢餓であふれるのがおかしい数字ですが、現実はこの通りなわけで、それには飼料にはける作付面積があり、値崩れを防ぐための廃棄などが行われていることや、実際の消費量よりも多く調理し、無駄に廃棄になった、食料廃棄の問題が大きいです。
そんな中で、飼料によって作り出される食料の効率が、牛乳40%,鶏卵22%,鶏肉12%,豚肉10%,牛肉3%ぐらいなもので、食肉によって維持できる人口が、ものすごく少なくなることが計算できると思います。
さて、ここまで言うと話の筋が見えてきたんじゃないかと、思いますが、今現在生き残ってる宗教には結構な率で、食肉に制限がある宗教があり、それらは太古から人口の維持に特権階級達の欲望の制約に貢献してきたのです。
日本も厳密には宗教ではないですが、食肉には制限がありましたし、国が生き残るためには必須だったのでしょう。
他にも、不労所得を禁じていた宗教も多く、かつてはキリスト教なども、その筆頭でしたが、これが壊されたことが、今の世界の歪んだ構造を生み出し、自滅に向かっている元凶になっています。
そんなわけで、宗教の元を作った賢者達の知恵には敬服するものがありますが、それ以上でもそれ以下でもなく、今の宗教の先導者達がそのような知恵をもった賢者であるとは言えず、新しく生まれるものは詐欺師たちの集金システムでしかないわけで、かつて多くの国の生き残る術であったものが、いまや害悪の一部に成り下がっていることが、悲しい話です。




