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過去と始まり

始めて書く小説です。

よろしくお願いします。

とある部屋の一室でテレビを見ている男がいた。


放送している番組はNEWS−DARKSKY。

DARKという不吉な名前だが、内容も不吉だ。

放送している内容は2年前に終結した、第四次宇宙大戦のことだ。

第四次宇宙大戦は、2850年から3650年までの700年間続いた、

これまでで一番大きい戦争であり、亡くなってしまった人も

相当多かった。


その番組では、どんなことが起きたか、どんなひとがいたか、

などの内容が放送された。

そしてその後に亡くなった人の名前が出てきた。

その中に俺の親友、、、だった、角田陸の名前があった。


親友、陸は俺のパートナーだった。

何のパートナーかと言うと、大戦の時に協力したパートナーだ。


そう、俺は戦地に行っていたのだ。

俺は隊長、陸は副隊長として。


だが、俺は選択を間違ってしまった。

そのとき部下は言っていた。「危険」だと。

俺は言った。「大丈夫だ、危険ではない」と。

その選択のせいで大勢の人が襲われて死んでしまった。


だから、俺は生きるのが嫌になった。

自分のせいだ。すべて自分が悪いのにそんな過去から逃げたい

と思っている。


夢でなくなった奴の顔を見るからか?

あのときのことが嫌だからか?思い出したくないからか?

いや違う。過去はどうやっても変えることはできない。

この過去を背負って俺は生きていかないとだめなんだ。


心の中ではわかっている。

だが、立ち直る勇気が出ない。

俺はそんなやつなんだ。


俺はそんなマイナスな事を考えながらクローゼットの中にある

陸のカードをみた。


−地球自衛軍第一部隊−所属、副隊長

角田 陸

・日木連邦国−西京都−百代田区−元町町  在住


そして横にある自分のカードもみた。


−地球自衛軍第一部隊−所属、隊長

釜中 竜馬

・日木連邦国−小坂府−小坂市−中心区−山町4丁目



俺は自分で取って、自分で見て悲しくなったので、

静かに2つのカードを戻した。


自分の部屋に戻ると、自分のスマホに電話が掛かってきた。

しかし、俺は電話に出るのは嫌だったので、電話に出なかった。

だが…六時間で12回も電話が来たので、

俺は仕方なく電話に出ることにした。


電話に出ると霧島里沙という女の人がでた。

そして話を聞くには、霧島は宇宙安全保安庁と言うところに

所属しているらしい。


宇宙安全保安庁とは、太陽系などの調査、宇宙の飛行物体を調査したり、名前の通り宇宙の安全を確認したりしている所らしい。


霧島は重要な話があるというので話を聞いた。

「あなたは昔、第一部隊の隊長をしていたわね?」

 と、霧島は聞いてきた。

「はい。していましたけど…」

と小さな声でいった。そのことを言うのがいやだったからだ。

「あなたは16歳と言う若さで前線の隊長をしてたという

 あなたを見込んでこの話をさせてもらうわ。」

と真剣な声で言われた。


そう。俺は16歳で隊長を努めたんだ。

なんでそんな年齢でなれたかと言うと、階級が高かったからだ。

階級とは7つに分かれている、いわゆるレベルみたいなものだ。

そして俺は7級、一番上だ。

だから俺は隊長に任命されたのだ。


俺はため息混じりで話した。

「なんですか?」と。


「今、火星付近でアメドニア星のアメス軍と地球軍の人が戦って

いるの。」

といった。

普通は驚くことだろう。宇宙で戦争をしているのだから。


だが、驚かない。

今に至ってはそれがふつうだからだ。

今は宇宙中で戦争や紛争がおきているのだ。


俺は、それは置いとき、最初の話に戻った。

「それが、なにか俺と関係があるのか?」


「ああ、本題に入っていなかったわね。

 アメス軍と地球軍との争いのせいで、第五次宇宙大戦が

 始まってしまいそうなの。だから私は協力してほしいと

 思ってあなたに電話したの。」


第五次宇宙大戦。

それはおきてしまったら多くの人が死んでしまい、

おきてしまっても厳重に守っておかないともっと

人が死んでしまう。そんな危険なものなんだ。


だが、俺は守りたくない。

人が嫌いなわけではない。

自分が嫌いなんだ。


だって、前のようなことが起きてしまうかもしれないから。

だから俺は最初は断ったのだ。


最初は。だが…

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