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断末魔の声？
「「お、王子〜‼︎」」
王子なんだ
力尽きた者達が、最期の叫び声を上げる
王子？も倒れる
えっと？
こっちがびびって困惑する
しょうがない
運ぼうか？何処へ？
回復か？先ずはそっちか？
『助ける気があるのでしたら…』
えっと、まぁしょうがない
「その方向で」
と、答える
「でも、私は召喚？されてないですよね？」
と、聞いてみる
何だその、気づいたのか？みたいな
『…クッ』
て？
「神さ？
いえ、助けましょうよ、とりあえず！」
『なぜ？神様と言わない？』
と、こだわられても…
『では…まず、ステータスを開いて…』
「はい？何それ？」
あ、あれか
本当は、何となく持っていた
異世界収納バッグに入れて運ぼうかと思ったのだけれど
少し外に出てみたら、戦うに戦えず
去るにされない人を見つけて、運んでもらった
多くのものが、酸欠と脱水症状
後は、ビタミンB系欠乏症
『脚気』って…？
