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Jyu-gem  作者: 火水
2/8

異世界の 世界?

これは『召喚』という奴か?


煌めく光の中、魔方陣の様な物が描かれた上に

自分が徐々に実体化していくのが分かった


何ともキラキラしい?人達がいたり

フードを被った、分かり易く魔術系?みたいな人が周りを囲んでいた


こっちも

『あ〜あぁ』

と、溜め息の1つも吐きたいところだが

気持ち悪い笑みを浮かべる、魔術師系の者が1人近寄って来る


「お前の名前は?」

と、厳かに言う事自体が笑える


面倒くさいので、いきなり始める

「…Jyuge-m. jyuge-m…」


「いきなり!呪文を唱えるだと!」


馬鹿みたいに怯む

そして、いきなり攻撃をしかけて来るが

魔法も何も通用しない?


『どう言う事?』

と、考えると

『…それは、貴方がどちらにも属さない状況ですし

少なくとも、嘘をついているわけではありませんから…』

と、メンテナンス的な声が聞こえた


『…でも…、困ってますよ

こちらの世界の人…』

と、答える



さまざまな攻撃を仕掛けられても、ただ困惑するだけだ

何一つ効かない


どんどん、神殿的な物が壊れていく



疲れ果てた魔術師系の者達を

「止めろ」

と、止めたのは

1番偉そうに、王座の様な場所で見ていた、少年だった


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